これまで離ればなれになっていた家族についてもっと知ろうと思った彼は1月11日、妹のエリンさんと初めて会ったそうだ。
「私とエリンはどちらもエディンバラで育ちましたが、一緒に暮らすことはありませんでした。なので今回が初対面です。最初はとても緊張しましたが、実際に会ってみると生まれた時からずっと一緒に育ってきたかのように感じました。いろいろな話をして、笑ったり泣いたり本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。」
「これまでの生活や経験について話をしていて、エリンはグラスゴー美術学校(Glasgow School of Art)で芸術を学んでいたことを知りました。私はエディンバラ芸術大学(Edinburgh College of Art)に通っていて、似たような道を歩んできたんだなと。まだ不安もありますが、今後もまだ会ったことのない家族に会えるのがとても楽しみです。」
ロスさんは今回の出来事をTwitterに「一度も会ったことのない家族がいる場合、その関係をどうすべきか悩むことでしょう。しかしこのツイートが励みになって、次の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです」と綴ったところ多くの反響を呼び、以下のようなコメントが寄せられている。
「2人にとって、とても素敵な時間になりましたね。きっと魔法のような絆で結ばれているんですね。」
「そんな偶然が起きるなんて驚きました。家族に会えたことが嬉しいですね。とても感動的で涙がでます。」
「これはすごい。私も父親に会ったことがありません。何度も考えましたが、連絡を取ろうとは思いませんでした。ここまでよく頑張りましたね。」
「私は養子です。養父母はこれからもずっと私の両親だから、自分の家族をたどろうとしたことはありません。でも年を重ねるごとに本当の家族について考えるようになりました。」
「本当に素晴らしい! 家族との新しい生活を楽しんで。」
画像は『Edinburgh Live 2022年1月12日付「Edinburgh long-lost siblings reunited after 30 years after curious eBay purchase」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)