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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】食事中にスマホを使わなかったら半額 スマホ依存症には辛いキャンペーンが話題に(英)

ともかく食事中にスマホを使っている人がいることは、本人も周囲の人にとっても心地よいものではないということだろう。こうした背景から同パブでは「オフラインの状態で家族や友人と食事の時間を有意義に過ごしてほしい」と考えて今回のキャンペーンを開始したという。

同パブの広報担当者は、今回のキャンペーンを開始した経緯をこう明かしている。

「私たちはこの18か月間、(パンデミックの影響で)非常に厳しい時期を過ごしてきましたが、テーブルを囲んで特別な時間を作ることに誇りを持っています。」

「人々により楽しい食事の時間を過ごしてもらうために、様々な方法を考えました。ほんの数時間でもデバイスを手放す機会を与えることは家族の距離を縮め、家族との時間を大切にする良い方法であると分かったのです。」

先月22日から今月30日まで行われているこのキャンペーンを知った人々からは「この取り組みはいいね」「スマホだけじゃなくて、タブレットもだよね」「食事中にスマホを使う人は嫌いだから、普段もこうだったらいいのに」「こんなことをしたらみんな死んじゃうよ。スマホなしでは生きられないからね」など様々な意見が届いている。

同パブは「今年の12月は例年以上に特別な年になると思います。今を大切にし、失われた瞬間を取り戻すために当店でクリスマスをお祝いしましょう」とコメントしている。

なおスマホ依存症に対するアイディアは、今回が初めてのことではない。昨年にはオーストラリアのスーパーマーケットで「スマホの刑務所」が販売され、スマホ依存の子供に悩む親に大人気だというニュースも話題になっていた。

画像は『Dorset Echo 2021年12月3日付「The Silent Woman Inn taking drastic steps to encourage diners to get off their phones」』『The Silent Woman 2021年9月26日付Instagram「We have woken up today feeling very grateful to be celebrating our 1st Anniversary at The Silent Woman!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

「楽しい食事の時間を提供したい」という思いから始まったユニークな取り組み(画像は『The Silent Woman 2021年9月26日付Instagram「We have woken up today feeling very grateful to be celebrating our 1st Anniversary at The Silent Woman!」』のスクリーンショット)

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