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writer : hanako

【海外発!Breaking News】「サメに噛みちぎられたよう」10歳少年に襲いかかった犬 いまだリード無しで街中を散歩(英)

何度も皮膚移植の手術を受けることになった。さらに今後も成長にあわせて幾度もの手術が必要になるという。

ナターシャさんは現在のジョン君の様子をこのように語っている。

「自宅で療養中の息子は車椅子で生活しています。また痛みを和らげるためにモルヒネを服用しています。元通り動けるようになるのはいつになるか分かりませんが、ラグビーに夢中なジョンはシーズンを逃してしまうことにショックを受けています。学校に行けるようになるのは来年になるでしょう。回復するまでに数か月はかかるそうですから。」

「犬に強く噛まれたふくらはぎには深い傷が残り、それを修復するためにこの先何度も手術を受けなければなりません。本当に恐ろしいです。息子は恐怖で眠ることができず、悪夢を見続けて泣いています。」

しばらくは車椅子での生活に(画像は『The Daily Star 2021年11月7日付「Boy, 10, in wheelchair after dog attack left him ‘looking like shark bite victim’」(Image: Natasha Dundas)』のスクリーンショット)

事故の後、他にも同じ犬に襲われた人がいたことを知ったナターシャさんは、犬の処分を求めサウス・ヨークシャー警察に徹底的に調査するよう求める嘆願書を提出した。だが警察はこの件について可能な限りの調査をした結果、事実上解決したと発表している。

なおこの犬は通報を受けた際に一度警察に連れて行かれたが、すでに飼い主のもとに戻されたという。

その結果にナターシャさんは「犬が戻ってきたなんて信じられません。息子があんな目に遭ったのに…なぜあんな犬を欲しがるのか理解できません。以前にも同じ地域で他の人を襲ったことがあるのに、いまだに何もされていません。飼い主は今でもリードをつけずに犬を街中で散歩させています。彼らは児童公園のすぐ近くに住んでいるので人々が心配になるのも当然です」と怒りをあらわにし、こう続けた。

「警察には失望させられました。去年もあの犬に噛まれた人がいたし、目撃者だっていたのに彼らは『何もできないし、犬は返さなければならない』と言って何もしてくれませんでした。息子はこの出来事を忘れようとしていますが、このままではその犬と毎日顔を合わせることになるかもしれません。息子は痛みに耐えながら、ただ歩いたりラグビーができるようになりたいと思っているだけなのに。」

なおこの事故について、世間からは次のような声があがっている。

「犬の大きさや犬種ではなく、飼い主がどのように育てたかが問題です。ジョン君が元気になることを祈っています。」
「なんてひどい話なの。犬の飼い主は彼に補償をすべきです。」
「放し飼いにされた犬のために自由が奪われてしまうなんて不公平で自分勝手ですよね。」
「犬の放し飼いをどうにかしないと。小型犬や子供を連れていると恐怖でしかないです。」
「公共の場で犬を放し飼いにするなんて絶対に禁止すべき。」

画像は『The Daily Star 2021年11月7日付「Boy, 10, in wheelchair after dog attack left him ‘looking like shark bite victim’」(Image: Natasha Dundas)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

深くえぐられた傷跡(画像は『The Daily Star 2021年11月7日付「Boy, 10, in wheelchair after dog attack left him ‘looking like shark bite victim’」(Image: Natasha Dundas)』のスクリーンショット)

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