エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】ベッキー「20代はほぼ毎日泣いていた」バラエティ番組で“便利な女”扱いされ「パンクしたんでしょうね」

キャラを作っていたわけではないが「キャパオーバーだったのかも」と話す。休みは月に1日あるかないか、毎日寝不足で仕事に追われていた。収録現場では元気だったが、1人になるとなぜか涙が溢れてきたという。家に帰り泣きながらシャワーを浴びても、「これは涙ではない、シャワーだ」と自分に言い聞かせていた。またバラエティ番組の打ち合わせで、理不尽な要求をされることも度々あったという。たとえば「こういうVTRが流れるので、“2分後”に泣いてください」と言われ、「私はそこまで便利な女だと?」「何でも言うことを聞いてくれると思われているのか」と愕然としたベッキー。こうして楽しかった現場でも、心をすり減らす出来事が増えていった。

人前で涙することもあったベッキー(2014年撮影:Techinsight)

そして29歳頃には、人前でも泣くようになってきたという。ヘアメイクの人の前で涙が止まらなくなったり、ついには舞台挨拶の壇上で泣きそうになり必死に堪えたことも。ベッキーは遠い目をしながら「パンクしたんでしょうね」と当時を振り返り、これではダメだとマネージャーに事情を話して「週に1回オフをください」とお願いした。何をするわけでもなく、休日はただのんびりしながら過ごす。それから心のバランスが取れるようになったと言い、初めて休むことの大切さを知ったそうだ。

ベッキーは8月末をもって23年間所属したサンミュージックプロダクションを退社し、今後も業務提携という形で同社からサポートを受けながら、マネジメントは彼女のマネージャーを務めていた人物が設立した会社で手掛けていくという。結婚して2児の母となったベッキーが、新天地でどんな活躍を見せてくれるのか楽しみである。
(TechinsightJapan編集部 みやび)

休みは月に一度と多忙を極めていたベッキー(2013年撮影:Techinsight)

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