王配の葬儀は「ヘンリー王子がエリザベス女王と貴重な時間を過ごす機会になったのです」と明かしたことも記載されている。

この人物は「ヘンリー王子がエリザベス女王に会っていない期間としては最長でした。長い間離れていた後、お互いが再会できたのはとても特別なことでした」と述べ、こう続けている。

「すべての出来事にもかかわらず、ヘンリー王子はエリザベス女王に最大限の愛情と敬意を抱いています。女王の公務と奉仕の人生からインスパイアされ、王子も奉仕活動をするようになったのです。」

同著では他にも、今年3月に放送されたオプラ・ウィンフリーのヘンリー王子夫妻へのインタビューや昨年夏に流産したメーガン妃の「心を癒す道のり」、フィリップ王配の死に対する夫妻の「心の傷」などについても綴られている。

7月には、ヘンリー王子が2022年に自叙伝を出版する予定であることが報じられた。出版社「ペンギン・ランダムハウス」が発表した声明文でヘンリー王子は「私は王子として生まれた自分ではなく、成長した1人の男として、この文章を書いています」と前置きし、自叙伝の内容についてこう伝えた。

「私は実際にも比喩的にも、長年にわたりさまざまな帽子を被ってきました。私が人生の浮き沈みや失敗、学んだことなどといった自分自身の物語を伝えることで、人々はバックグラウンドにかかわらず、私達が思うより多くの共通点があることを示す手助けになればと願っています。」

画像は『The Duke and Duchess of Sussex　2019年5月29日付Instagram「Today The Duke of Sussex attended a Garden Party at Buckingham Palace alongside Her Majesty The Queen and other Members of The Royal Family.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　寺前郁美）