海外発!Breaking News

writer : hanako

【海外発!Breaking News】ペットのハトに年間60万円以上をかけて贅沢な生活をさせる女性「彼らは特別な存在」(英)

当時のことをこう振り返っている。

「そこにはハトの雛が2羽いて、1羽は死んでいました。私は生きている雛を拾ってコートの中に入れて連れて帰りました。野生動物保護センターに問い合わせてアドバイスをもらい、弱っていた雛の命を救うことができたのです。それ以来、ハトの救助活動を続けています。」

現在2歳になるスカイを保護したのは2019年9月で、ある男性が捨てられていた雛を彼女のペット用品店に持ち込んだそうだ。また今年5月には「目が片方しかない雛鳥を発見した」という連絡を受け、生後5か月のムースを保護した。

メギーさんは「自然の摂理に従うべきという人もいますが、私はすべての動物にチャンスを与えるべきだと思います。ムースは生まれつき目にハンデがありますがその原因は分かっておらず、外を飛ぶのは安全ではありません。獲物を狙っている他の鳥に簡単に捕まえられてしまいますから」と語る。

特別な服を着たスカイとムース(画像は『The Mirror 2021年9月13日付「‘Pigeon-mad' woman spends £4,000 a year on ‘fashionista’ rescue pigeons」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット)

そんな心優しいメギーさんは、自身のペット用品店でも保護されたハト2羽の世話をしている。スカイやムースと同じように甘やかされて育った“クリー(Clee)”と“スノーウィー(Snowy)”は、たくさんのぬいぐるみやおもちゃがあるテントで寝ているそうで、この2羽のハトについてこのように明かした。

「現在生後18か月のクリーを見つけた時は、生後12週目くらいの赤ちゃんでした。『家の壁と車庫の間に挟まっている鳥を見つけた』とある人から連絡があって保護しましたが、ゴルフボールほどの大きさの膿んだしこりがあって、獣医によるとネズミに噛まれたのではないかとのことでした。クリーには抗生物質、鎮痛剤などの投与を受け、数週間後には良くなりましたが、この怪我のために飛ぶことができなくなってしまったんです。」

「同じく生後18か月のスノーウィーは神経系の病気でバランスが非常に悪く、6か月間自分で食べたり飲んだりすることができませんでした。脳の損傷のため自ら飛ぶこともできません。スノーウィーは病院の駐車場で発見された野良鳩でした。よくわかりませんが病気に感染するリスクもあったし、車に轢かれたのかもしれません。今では自分で食べたり飲んだりできるようになりましたが、何度かこの子を失うかもしれないと思ったので驚いています。」

メギーさんはハトに対するネガティブな固定観念を変え、本来は知的で優しい鳥であり、ペットとしても最適で生きるチャンスを与えられるに値することを伝えたいとして、以下のように述べている。

「ハトのことを『ew pigeon(きもいハト)』『fying rats(空飛ぶネズミ)』と呼んだりする人もいます。とても腹立たしいですが、ほとんどの人はもっと寛容です。」

「彼らとの絆は素晴らしいものです。クリーは名前を呼ぶと走ってきて、犬のようについてきます。彼らは最高のペットでとても面白いのです。手で餌を与えると、心を開いて信頼するようになります。一緒に座っていると飛びついてきたり、肩に乗ってきたりします。彼らは特別な存在なのです。」

画像は『The Mirror 2021年9月13日付「‘Pigeon-mad’ woman spends £4,000 a year on ‘fashionista’ rescue pigeons」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

時にはハトと一緒に散歩するメギーさん(画像は『The Mirror 2021年9月13日付「‘Pigeon-mad' woman spends £4,000 a year on ‘fashionista’ rescue pigeons」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット)

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