イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】「10万人のフォロワーを失った」ビリー・アイリッシュを大御所マドンナが擁護

暑いからタンクトップを着る―といったごく普通の行為でさえも「なんてこと! ビリーがセクシーな服を着て何か自己主張しようとしている」などと騒がれてしまう世間の風潮に、

「人って記憶とか思い出にいつまでもしがみついて、手放さないものでしょ。だけどそれって、その人の人間性を奪うのと同じことよ。」

と戸惑いや苛立ちを覚えたことを吐露した。

『ELLE』10月号で表紙を飾ったビリー・アイリッシュ(画像は『BILLIE EILISH 2021年9月23日付Instagram「ELLE COVER OCTOBER 2021」』のスクリーンショット)

女性の体型やファッションチョイスに批判が集まるのは、何も今に始まったことではないが、ビリーが抱えるフラストレーションを人一倍理解し、このたびのインタビューでビリーにエールを送っているのが、“クイーン・オブ・ポップ”ことマドンナである。

「問題なのは、私達が未だにかなり性差別的な世界で生きているってことね。女性は“純潔なバージン”か“尻軽女”、この2つのカテゴリーのいずれかに分類されちゃうのよ。」

そう世相を批判したマドンナは、そんな中でもあえて「性を対象にしない」カテゴリーを選び、ブレることなく我が道を突き進むティーンエイジャーのビリーを称賛している。

ファッションの変化ばかりが取り沙汰される風潮に戸惑いと苛立ちを覚えるビリー(画像は『BILLIE EILISH 2021年9月23日付Instagram「ELLE COVER OCTOBER 2021」』のスクリーンショット)

そして、

「もし彼女が女性らしさを前面に打ち出した写真を望んだとして、かつての彼女にはなかったような体の露出があったとしても、そのことでなぜ彼女が制裁を加えられなくてはいけないの?」

とビリーをサポートしたマドンナ。さらには

「もしビリーが男性だったら、こんなことを記事にする人は1人もいないはずよ。」

と世の中のダブルスタンダードに言及するとともに、

「キャリアの最初の3年間をネクタイ&スーツ姿で過ごした男性が、その翌月にプリンスミック・ジャガーのような格好をしてシャツを脱いだりアイライナーを引いたって、それを騒ぎ立てる人なんて誰1人としていないでしょうね。」

と大物セレブを引き合いに出しつつ、さらにビリーを擁護するのだった。

画像は『BILLIE EILISH 2021年9月7日付Instagram「can you read my mind」、2021年9月23日付Instagram「ELLE COVER OCTOBER 2021」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

マドンナも味方! スタイルチェンジしたビリー・アイリッシュ(画像は『BILLIE EILISH 2021年9月23日付Instagram「ELLE COVER OCTOBER 2021」』のスクリーンショット)

1 2