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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】ライムと太陽光の組み合わせは危険 屋外でカクテルが脚にかかった女性が火傷を負う(豪)

皮膚に特定の物質が触れることでアレルギー反応を起こす接触性皮膚炎と診断された。しかしその特定の物質が何なのかまでは明らかにならなかった。

ミーガンさんはシドニー港にいた日に友人と海で泳いだことから、海の中に混ざっていた何かが接触性皮膚炎を起こしたのではないかと考えたそうだが、原因がはっきりしないためもやもやとした気持ちを抱えていた。

そんなミーガンさんが自身の脚の状態を撮影してInstagramに投稿すると、「これはマルガリータ・バーン(margarita burn)だよ」という声が相次いだという。

足が真っ赤にただれてしまったミーガンさん(画像は『Mirror 2021年7月5日付「Woman suffers horrific ‘margarita burns’ after spilling cocktail on foot」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット)

マルガリータ・バーンは「植物性光線皮膚炎」と呼ばれており、果汁などに含まれる化学物質が太陽光に反応して起こる皮膚炎だ。ライムやレモンなど柑橘系の果汁やセロリやパセリなどの野菜のエキスも原因物質となり、水ぶくれやむくみ、赤み、腫れなどの症状を引き起こす。

今回の場合は、こぼしたカクテルに含まれていたライムの果汁が原因だったようで、しっかりと洗い流さなかったため脚に果汁が残り、それが太陽光と反応して酷い火傷の状態を引き起こしてしまった。

その後、ミーガンさんは処方された軟膏を塗り、足を冷やしたりして過ごしたそうだが、治るまでの辛さをこのように語った。

「腫れが引いて、足の皮がキレイに剥けるまで1か月はかかりましたね。脚には赤ちゃんにできる母斑、またはワインのシミのように変色した痕が残り、それが無くなるまでは3か月もかかりましたよ。」

「患部は赤ちゃんの肌のように敏感だったので、日差しを浴びることはもちろん、きつめの靴を履くこともできませんでした。」

さらにミーガンさんは「マルガリータ・バーンは多くの人が経験したことがあるようで、お酒の飲み口に刺さっていたライムで唇に火傷を負った人や、屋外の結婚式会場でカクテルを作っていた人が同じ症状になったことがあるそうです」と明かした。

現在は脚の状態も元通りになったミーガンさんだが、外へ出掛ける際にはウェットティッシュなどを持ち歩くようにしているという。

これからの季節は、同様の症状を引き起こす可能性が高い。果汁が付着した場合にはしっかりと洗い流すなど注意する必要がありそうだ。

画像は『Mirror 2021年7月5日付「Woman suffers horrific ‘margarita burns’ after spilling cocktail on foot」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

痛みで靴も履けなかったほど(画像は『Mirror 2021年7月5日付「Woman suffers horrific ‘margarita burns’ after spilling cocktail on foot」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット)

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