メーガン妃が彼の人生に登場する前にも、王室とヘンリー王子との間で多くの議論がなされていたという。
「これは僕ではだめなのでしょうか?」
「それを少しだけ違うやり方にできませんか?」
改革を望むヘンリー王子をさらに焚きつけるロケット燃料的存在となったのが、メーガン・マークルさんの存在であり、彼女との出会いによって急き立てられるようにヘンリー王子は改革を強く推し進めるようになったという。
3月に行われたオプラ・ウィンフリーとの対談で、ヘンリー王子は「王室内で自分の立場に囚われていた、メーガン無しには抜け出すことはできなかった」と心情を吐露し、世間に大きな衝撃を与えた。
「僕は王室という制度の中に囚われていた。けれども自分では囚われていることに気づいていなかった。王室の他のメンバーがそうであるように、自分が囚われていることに気づくことができなかったんだ。」
「僕の父と兄は、王室という制度の中に囚われていて、そこから抜け出すことはできない。ものすごく同情するよ。」
番組では「ハリーは兄のサポート役としての自分の役割に不満をためるようになっていった」とナレーションで語られている。エリザベス女王も自身の妹マーガレット王女の心情を理解し、同じ道を辿るヘンリー王子に理解を示していたと言われる。いつの日か国王となる兄の横で、ヘンリー王子はどんな思いを抱いていたのか。
画像2枚目は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年9月6日付Instagram「Today, we are excited to be able to announce details for the Duke and Duchess of Sussex’s upcoming tour to Africa!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Aya Nezu)