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writer : ac

【海外発!Breaking News】多嚢胞性卵巣症候群の39歳女性「顎髭を受け入れて」「誰かを満足させるために自分は変えない」(米)<動画あり>

こんな力強い言葉を発した。

「私は男でもトランスジェンダーでもない。私を人間ではなく生き物なんて言う人もいるけど、顔に髭のある女性は存在するのよ。私はサーカス団の一員ではないし、女であることを誇りに思っているの。誰かを満足させるために自分を変えるつもりはないから、周りの人たちには髭を持つ女がいるという事実を受け入れてもらう必要があるわ。慣れてもらわないといけないの。」

自信に満ち溢れるラレエさん(画像は『Rizzle.P 2021年4月30日付Instagram「Fresh wash time for a braid up!!」』のスクリーンショット)

ラレエさんは「自分の顎髭はセクシー」と考えているが、全く知らない人からの批判、性別に関する質問、ネガティブなコメントは絶えないという。それでもラレエさんは「顔に毛が生えているのは私だけではないでしょう。だから私は、SNSを通じて声をあげていきたいの」と訴える。

そんなラレエさんにはシーアさん(Shae)という写真家の“妻”がおり、SNSに投稿する写真撮影はシーアさんの仕事だ。シーアさんはラレエさんについて聞かれると「自信を持ち、決してくじけない人。人々は残酷で傷つけるようなことを言うけど、彼女は驚くほど強いのよ」と芯の強さを褒め、「心から誇りに思う」と笑顔をみせた。

なおラレエさんは最近、米ジョージア州からやってきたというフォロワーの女性とのツーショットをInstagramで公開しており、フォロワーに限らず「自分に自信が持てない人」に向けてこんなアドバイスをしている。

「毎日鏡で自分を見て『あなたは美しい』と言ってあげるの。そうやって自分に自信がつき始めると、あなたについて何かを言ってくる人はいなくなるわ!」

フォロワーとのツーショット(画像は『Rizzle.P 2021年7月29日付Instagram「My first selfie with one of my followers!!」』のスクリーンショット)

ちなみにラレエさんは毎日、顎髭に少しばかりのオイルを付けて櫛で手入れをし、身だしなみには気を遣っているそうだ。前向きで自然体のラレエさんにインスパイアされる人は確実に増えており、SNSのコメント欄にはこんな声があがっている。

「私もPCOS。レーザーで対処している。あなたのようにしたいけど勇気がないの。シェアしてくれてありがとう。」
「PCOSでメンタルヘルスの問題を抱えている。自分が幸せだと思ったことがない。PCOSを抱える人をメディアで見たのは初めてだけど、とても新鮮に感じたわ。」
「学校に同じ症状の子がいて、からかっていた。今思うと本当に悪いことをした。自分が情けない。謝るよ。」
「強く美しい人。」
「髭が似合っている。」
「自信が溢れている。」
「自分もこんなふうにポジティブになりたい。」

画像は『Rizzle.P 2021年6月25日付Instagram、2021年4月30日付Instagram「Fresh wash time for a braid up!!」、2021年7月29日付Instagram「My first selfie with one of my followers!!」、2020年12月25日付Instagram「Nice Neat And Clean!!!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

身だしなみには気を遣っているというラレエさん(画像は『Rizzle.P 2020年12月25日付Instagram「Nice Neat And Clean!!!!」』のスクリーンショット)

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