動画は13歳か14歳頃に撮影されたもので「ある歌を口パクしていたけど、当時はこのスラングがアジア人に対する侮辱的な言葉だと認識していなかった」と説明した。
「その言葉を口にしてしまったことに私は唖然とし、恥ずかしくて嘔吐してしまいたいくらい。そのような言葉はこの歌を聞いて初めて知った。私の周りでは、家族がそのような言葉を口にしたことは全くなかったから。」
「当時の私の年齢や無知さは関係なく、苦痛を与えたという事実に言い訳はできない。そしてこのことを申し訳なく思っています。」
動画でアジア人訛りの英語を真似していた件については「子供の頃からやっていた、くだらなくて、ちんぷんかんぷんな作り物の声」だと述べた。
「これは全くのたわ言でふざけていただけ。決して、誰かのことや言語や訛り、文化などを真似したものではありません。」
そして最後にビリーは「悪気があったわけではないけれど、この言葉を聞いた人々を傷付けるだろうと考えると胸が引き裂かれそうだった」と明かし、このように締めくくった。
「私は信じているだけではなく、自分のプラットフォームを使ってインクルージョン(包括)、優しさ、寛容さ、公平性と平等性を求めて戦うために常に努力してきた。」
「私達は会話を続け、耳を傾けて学ぶ必要がある。私はみんなの声を聞いた。愛してるよ。これを読むために時間を割いてくれてありがとう。」
画像は『BILLIE EILISH 2021年5月31日付Instagram「nothing but a lost cause」、2021年6月21日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)