エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】EXITりんたろー。会見での時事ネタ質問に「意地悪すぎない?」 大坂なおみ選手の会見拒否での“罰金”に疑問も

兼近大樹は「ルールがもともとあって、ルールの上で罰金も払うって言ってるんだからいいんじゃないの?」と認めてから「大坂選手ぐらい実力もあってテニスで飯食えてます状態の人はいいけど、テニスで食えていない人たちはスポンサーがいて成り立っていて、ルールに則ってやってる選手たちもいる。テニス全体から見たときにプロモーションとして正解なのかな?」と疑問を呈した。

『ABEMA Prime』での兼近大樹(C)AbemaTV,Inc.

さらに大坂選手と同じ会見を受ける立場であるEXITに“会見で困ったりイヤだった質問”を聞くと、りんたろー。は「うちの事務所でいろいろあったときにお寿司のプロモーションの記者会見なのに、全然他の質問が来る。『誰々さんのあの件についてどう思いますか?』っていうのが来るんですよ。このご時世なのに意地悪すぎない?」と苦言。これに兼近大樹は全く正反対の考えで「俺はバンバン答えますよ。エンタメですしお笑い芸人としている以上、そこをバシバシ答えていかなきゃ」と前向きだ。主催者から「関係ない質問には答えないように」と釘を刺されても、兼近は「記者を楽しませつつ、記事になったときにそういうのを見て盛り上がりたい人もいるんで、一応サービスで答えちゃいけないことも言ったりします」と会見での姿勢を明かした。ここでりんたろー。が挙げた“お寿司の記者会見”とは、どうやら2019年6月に実施されたイベントのようで、EXITが所属する吉本興業ではちょうど闇営業が問題視され始めた頃だった。

EXITは同番組で木曜MCを務めているが、2人はニュースや時事問題にコメントを求められる機会も少なくない。28日にはりんたろー。が政府の分科会の尾身茂会長と対談した様子がNHK『ニュースウオッチ9』で放送された。新型コロナ感染対策を呼びかけても若者に届かないと感じている尾身会長(71)が、若者代表のりんたろー。(35)から話を聞いたが、対談を終えて尾身会長は「意図的に若い人たちの意見を参考にしながら(対策を)した方がいいかなと強く思いましたね」と語り、りんたろー。は「歩み寄り」が大事だとして「若者がいてお年寄りの方がいて、いろんなものを否定するんじゃなくて肯定するところから始めて、肯定を増やしていくことで歩み寄ったときにちょっと違うものが見えるのかな」と見解を示した。りんたろー。のツイッターによると「この貴重な機会を頂けたのもなんかの縁、普段届かないところになにか感じてもらえらたらと思い、踏み切りました」と出演を決めたようだが、SNSでは「りんたろー。さん若者の声伝えてる」「りんたろー。の捉え方が素晴らしいなぁ」「りんたろー。いい事言ってたなぁ」などの反響があった。今後もりんたろー。の意思に反して、記者会見やイベントなどで全く関係ないニュースや時事ネタについて意見を求められることになるだろう。

画像5枚目は『りんたろー from EXIT 2021年5月29日付Twitter「ネイルしてたらNHK出れない時代があったなんて!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

尾身茂氏と対談したりんたろー。(画像は『りんたろー from EXIT 2021年5月29日付Twitter「ネイルしてたらNHK出れない時代があったなんて!」』のスクリーンショット)

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