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writer : maki

【エンタがビタミン♪】 舞台『鬼滅の刃』炭治郎役・小林亮太、SNSで「嫌な言葉で突き刺されるのはしんどい」

さらに次の投稿で「本来あるはずだった今日が叶わなかったのは悔しいけど、その気持ち糧に進みます。踊りはやっぱり心躍らせてくれる」と舞台のキャスト陣によるダンス動画を公開して、「公園で楽しそうに踊ってる仲間。いいなー ありがとう」と共感を呼んだ。

小林亮太の寝癖に「芸術的」の声(画像は『小林亮太 2021年5月5日付Twitter「おはよ。」』のスクリーンショット)

前向きな投稿が続いた翌日のツイートがSNSの実態を指摘する深刻なもので、フォロワーもなおさら心配になったのだろう。「亮太くん大丈夫ですか? やはりどこにでも色々言う人達はいますよね…匿名だからといってなんでも言いたい放題やっている人が早く居なくなればいいんですがね…思い詰めすぎずに、ゆっくり休んでくださいね」、「ひたむきに頑張ってる姿を見ていつも元気と勇気をもらってます。何があったか分からないけど無理だけはしないでください。心も身体も健康第一だと思います。応援してます」など多くのコメントがあった。

女子プロレスラーの木村花さん(当時22)が昨年5月に自ら命を絶ったことで、母・響子さんがSNS上で花さんを中傷した男性を相手に訴訟を起こした。今年3月に東京地裁で第1回口頭弁論を終えた響子さんは、会見で「自分がしたことからは逃げ切れない。娘にしたことと向き合ってほしい」と男性に向けた思いを話し、SNS上であっても「言葉の責任をただせる世の中であってほしい」と願っていた。また4月27日には、昨年亡くなった三浦春馬さんの所属事務所が公式サイトで「一部の団体または個人の方による、三浦春馬に関する事実ではない事柄に基づく書籍の販売やSNS等を利用した発信に、我々としても心を痛めております。そういった行為に対して、引き続き当社は毅然として対応していきます」と訴えた。

SNSによる誹謗中傷がこれほど問題視されながらいまだに続いているのは、小林亮太が言うように「自分はすっきりするかもしれないが、その一言で苦しむ人がいるかもしれない」ことに気づけないからではないだろうか。「発信する前にいったん踏みとどまって考えてほしい」とは小林の心からの叫びかもしれない。

画像は『小林亮太 Ryota Kobayashi 2021年4月13日付Instagram「無事初日終えました。」、2019年10月21日付Instagram「新たな役との出逢いの日。」』『小林亮太 2021年5月5日付Twitter「おはよ。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

舞台『鬼滅の刃』で炭治郎役の小林亮太(画像は『小林亮太 Ryota Kobayashi 2019年10月21日付Instagram「新たな役との出逢いの日。」』のスクリーンショット)

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