海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】散歩中にサボテンの棘を踏んでしまった犬 脚を切断し飼い主に見放されるも元気に回復(米)<動画あり>

救世主が現れた。同犬種のブリーダーであるパット・バジョラスさん(Pat Bajoras)はティガーの治療をすぐに始めなければならない状況を知り、友人や保護団体に連絡してサポートを求めたのだ。

この時に連絡を受けた団体の1つがWINで、脚の切断手術だけで1万2千ドル(約131万円)の治療費と、その後のフォローアップ費用を全て負担すると公表した。

治療費を捻出できたティガーはすぐに切断手術を受け、回復のための病院通いが始まった。病院スタッフはティガーのことを「我慢強い子」と話しており、包帯を変える時に酷い痛みがあったはずだが、健気に耐えていたという。

ある程度回復してくると、ティガーは新しい飼い主が見つかるまで、アーリーン・ヘックさん(Arlene Heck)とトム・ヘックさん(Tom Heck)夫妻のもとに一時的に引き取られることとなった。

脚を切断したティガーは、ヘックさん夫妻に引き取られた(画像は『Arlene Heck 2021年4月25日付Facebook「Tigger says, “HAPPY SATURDAY!” This is his favorite place to be」』のスクリーンショット)

現在、まだ完全に傷が治りきっていないため抗生物質などの薬を飲み、エリザベスカラーを付けたままのティガーだが、食欲も次第に取り戻し快方へ向かっている。3本の脚で歩くことにも慣れ、今では元気いっぱいに走り回れるようにもなったそうだ。

ヘックさん夫妻は「可愛いティガーが完全に回復するまで、愛情を込めて世話をし続けるよ」と明かしている。新しい飼い主を探すのはティガーが完全に回復してからだとWINは考えており、しばらくはヘックさん夫妻のもとで過ごすという。

WINのスタッフであるキャシーさんは、今回のティガーのケガは多くの飼い主へ注意を促す機会にもなったと話す。

「砂漠地帯の近くを歩いた時は、肉球やその間に何かが挟まっていないか注意深くチェックしてください。傷口からの感染は急速で、その後の犬の一生を大きく変えてしまう結果に繋がってしまいます。」

「サボテンの棘だけではなく、有毒な植物やヘビ、クモなどにも注意が必要です。」

画像は『Arlene Heck 2021年5月2日付Facebook「Look how far this very sick boy has come in a few short weeks」、2021年4月25日付Facebook「Tigger says, “HAPPY SATURDAY!” This is his favorite place to be」』『Wheatens In Need Rescue 2021年4月10日付Facebook「This is 6-month-old Tigger in Arizona.」「Tigger has made it through the amputation surgery.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

酷い痛みに耐え続けたティガー(画像は『Wheatens In Need Rescue 2021年4月10日付Facebook「Tigger has made it through the amputation surgery.」』のスクリーンショット)

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