エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】水川あさみ、UFOに吸い込まれるCMから『ミッドナイトスワン』まで多彩な演技の秘訣は「覚悟」と「ムチ」か

別のファンによる「あさみちゃんの一生懸命頑張ってる姿を見たい。あさみちゃんのハートのムチ、エッチのムチ、セクシーのムチ、変態のムチ、ひげのムチ、つねげのむち、おっさんのむちをすべて見してほしい。あさみちゃんの今までのやってきた事は何一つ間違ってないから。全て全部成功してるから…」と評す声が見受けられた。

草なぎ剛と水川あさみ(画像は『水川あさみ 2020年9月25日付Instagram「取材時に撮った剛っさんとの2ショット」』のスクリーンショット)

映画『喜劇 愛妻物語』(2020年9月11日公開)で水川あさみと夫婦役を演じた濱田岳は、第12回TAMA映画賞授賞式で挨拶するなか『喜劇 愛妻物語』の印象深いシーンを振り返りながら役柄について「水川さんからの愛のムチや、日々罵声を浴びせられても1ミリも響かない男だった」と話しており、やはり水川を表現するうえで「ムチ」をイメージしがちなのかもしれない。

いじめや非正規雇用など自らの経験をテーマに短歌を発表し続けた萩原慎一郎の「歌集 滑走路」をモチーフに、オリジナルストーリーで映画化した『滑走路』はかなり重たい作品だ。主演した水川あさみは、昨年11月20日に初日舞台挨拶で「この作品を観て、もしかしたらネガティブな感情になる人もいるかもしれない。でも生きていくということは人を傷つけたり、自分も傷ついたりを繰り返していくもの」と持論を述べて「役者として作品をつくるうえで人を傷つけるかもしれない。私たちも傷つきながらお芝居をしている。覚悟をしながら作品をつくっている」と胸中を明かしていた。

ちなみに新CM『「驚きの長持ちロール」篇』のロケは屋外の駐車場で行われ、UFOに運ばれるシーンではワイヤーロープで吊り上げられてさすがに水川もはじめは緊張したそうだ。しかし吊り上げられながら商品のメリットを確認する姿はそんな気配をみじんも出さずワクワク感さえ漂っていた。役者としての「覚悟」から「怖くない」と自分にムチを入れながら演じたからこそ、観る者が「水川さんて面白いなー」と安心して感情移入できるのではないだろうか。

画像2、3枚目は『水川あさみ 2020年9月25日付Instagram「取材時に撮った剛っさんとの2ショット」、2021年2月16日付Instagram「現場がある時の朝ごはんはだいたいみかんとバナナ。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

水川あさみ『ナイルパーチの女子会』オフショット(画像は『水川あさみ 2021年2月16日付Instagram「現場がある時の朝ごはんはだいたいみかんとバナナ。」』のスクリーンショット)

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