ウィリアム王子が声明を発表し、現地時間9日に99歳で逝去したエディンバラ公フィリップ王配への思いを伝えた。王子は息子のジョージ王子と王配の思い出の写真を添え、祖父フィリップ王配との思い出や感謝の気持ちを綴った。ウィリアム王子に続いて、英国に帰国したばかりのヘンリー王子も追悼文を発表している。
ケンジントン宮殿の公式SNSは現地時間12日、エディンバラ公フィリップ王配への思いを伝える、ウィリアム王子からの追悼文を投稿した。
ウィリアム王子は「1世紀にわたる祖父の人生は英国や連邦国、妻である女王、そして私達家族への奉仕によって定義されました」と述べ、祖父フィリップ王配と共に過ごした日々を振り返った。
「祖父のお手本が私を導いてくれただけでなく、大人になってからも、彼が変わらずに存在してくれたことを幸運に感じています。楽しい時も辛い時も、いつもそこにいてくれました。」
そして王子は99歳まで生きたフィリップ王配が、キャサリン妃や3人の子供達と楽しく過ごした思い出を回想した。
「祖父について妻が長い年月をかけて知ることができたことや、祖父が妻に見せてくれた優しさにはこの先も感謝していくつもりです。そして曽祖父が馬車で迎えに来てくれたことや、彼の茶目っ気のあるユーモアのセンスや冒険心を目のあたりにしたことは、子供達にとって特別な思い出となるでしょう。」
「祖父は並外れた人物であり、並外れた世代の一員でした。キャサリンと私は彼が望んでいたであろうことを継承し、これからも女王をサポートしていきます。おじいさまの不在は寂しくなりますが、彼は私達に仕事をして欲しいと思っているはずです。」
投稿には、