新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各国では様々な対策が講じられている。そんな中、メキシコの研究者たちが食事中に付けるマスクとして鼻だけを覆うマスクの使用を提案した動画が話題になっている。通常のマスクの下に付けて使用する方法を真面目に伝える研究者たちだが、人々の反応はいまいちのようだ。『New York Post』などが伝えている。
マスクの装着が一般的でなかった欧米でも、パンデミックの影響で着用する人が激増した。世界保健機構(WHO)もマスクの付け方が分からない人に向けて、“鼻、口、アゴを覆う”という正しいマスクの着用方法を動画で配信している。
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)によると、新型コロナウイルスは臭いを感じる細胞が重要な侵入経路であると明かしている。
多くの情報が飛び交う中、メキシコの研究者たちも鼻からのウイルス侵入を重要視したようで、このたび鼻だけを覆うマスクの使用を提唱したのだ。
使用例を示した動画が公開されており、そこには通常のマスクを付けている男女の姿が映っている。屋外でのランチを想定したシチュエーションのようで、マスクを外すと鼻だけを覆う小さなマスクが現れた。
そして鼻だけマスクを装着したまま、2人はサンドイッチや飲み物などランチを楽しんでいる。この鼻だけマスクは食事中など通常のマスクを外す場面において、感染拡大の防止を目的として作られたという。
今回の鼻だけマスクを公表したメキシコの国立工科大学に所属する研究者は、