海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】食用としてモルモットを育てる夫婦に賛否「幸せに暮らしているので屠殺に躊躇いはない」(豪)

コールさんは「少し生臭さはありますが歯ごたえがあり、ウサギの肉よりも肉の味が強い感じですね。トマトベースの味付けによく合いますよ。硬い肉なのでシチューなどの煮込み料理にもします。1匹およそ600グラムで、シチューを作ると2~3皿分が出来上がります」と話している。

モルモットの肉には「トマトベースの味付けがよく合う」とコールさん(画像は『ABC News 2021年3月9日付「Tasmanian couple farm ‘sustainable’ guinea pig meat, a common protein source overseas」(ABC Northern Tasmania: Sarah Abbott)』のスクリーンショット)

自宅に友人などが訪れると2人はモルモットの肉を使った料理を振舞うと言い、「『どうやってあんな可愛い生き物を食べられるんだ!』と言う人もいますが、ほとんどの人が食感や味に興味を持ち、美味しく食べてくれますよ」と明かしており、こう続けた。

「オーストラリアの人って動物の嗜好が少し変わっているかもしれません。私はヤギはとても可愛い動物だと思うのですが、オーストラリアの人はみんなヤギを食べることに嫌悪感は抱かないでしょう? そういう考え方の違いだと思います。」

友人が来た際にはモルモットの肉を使った料理を振舞うことも(画像は『ABC News 2021年3月9日付「Tasmanian couple farm ‘sustainable’ guinea pig meat, a common protein source overseas」(ABC Northern Tasmania: Sarah Abbott)』のスクリーンショット)

さらにコールさんは、モルモットを食用とすることのメリットをこのように述べた。

「モルモットは効率的に生産することが可能で、餌にタンパク質を必要としないのです。牛のように地球温暖化に影響を与えるメタンガスも発生しません。」

「私はモルモットたちの生活の質を重視しており、殺されてしまうという恐怖を抱かせないようにしています。モルモットが幸せに暮らすことができたと確信しているので、屠殺する際にもためらいはありません。」

なおこのニュースには「モルモットは犬や猫と同じペットじゃないか」「私は無理だな」「モルモットは可愛いから食べるべきじゃないよ」とネガティブな意見があがっているが、「どんな味がするのか気になる」「食べたことあるけど、意外と美味しいよ」「普段食べている肉だって動物を殺して得ているんだよ」「これを批判する人は肉がどこからやってくるのか知らないんじゃないか?」という声も見られた。

画像は『ABC News 2021年3月9日付「Tasmanian couple farm ‘sustainable’ guinea pig meat, a common protein source overseas」(ABC Northern Tasmania: Sarah Abbott)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

モルモットは「効率的に生産することが可能」とコールさん(画像は『ABC News 2021年3月9日付「Tasmanian couple farm ‘sustainable’ guinea pig meat, a common protein source overseas」(ABC Northern Tasmania: Sarah Abbott)』のスクリーンショット)

1 2