イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】マライア・キャリー、回顧録の内容巡り実姉に続き実兄からも「名誉毀損」で訴えられる

このような描写がある。

「私の子供時代は、大きく邪悪なオオカミ(問題を抱えた私の兄)の激しい息遣いで全てが吹き倒されてしまうような、もろく不安定な出来事の連続でした。安全に感じたことは一度だってありませんでした。兄の怒りは予測不可能で、それが一体いつ爆発するのか、そして今度は誰あるいは何がそんな彼に貪り食われてしまうのか、私には知る由もありませんでした。」

現在ハワイ在住のモーガンさんは、セレブ御用達のフィットネストレーナーとして活躍していたが、今回こうして極めて暴力的かつ破壊的な人物として自身が描かれたことで交渉中だったプロジェクトが流れてしまったと主張している。モーガンさんはこのたびの件で多大な精神的苦痛と激しい憤り、自身や家族の将来に対する重度の不安を被っただけでなく、自身の信用や収益力が損なわれたこと、知られたくない過去を知人友人に知られてしまったこと、さらには自身の人生に混乱をきたし、何気ない日常を楽しむ機会まで奪われてしまったことなどを訴えた。

なお今回の訴訟で、モーガンさんが求めているのは司法機関を通したマライアら側からの正式な“ダメージの修復”で、一定額の賠償金の支払いを求めているわけではないようだ。

マライアは先月初め、実姉アリソン・キャリーさんからも著書の内容が「残酷で理不尽」であり、これにより「精神的苦痛を受けた」として訴訟を起こされたばかり。アリソンさんはマライアに対し、1億円超の賠償金を求めている。

『The New York Times』のノンフィクションベスト10にてナンバーワンの座を獲得するなど、高評価を得ていたマライアの渾身作『The Meaning of Mariah Carey』。しかし身内からは立て続けに訴えられるという、なんとも気の毒な展開を迎えてしまった。

画像は『Mariah Carey 2020年9月29日付Instagram「Butterflies in my stomach but pride in my heart.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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