新着情報を受け取るためメールアドレスを登録していた人たちに3回も送信されたという。ネット上からは「これは面白すぎる。チャッキー、それは自分の子だぞ」「こういうことが起きるからテストが必要なんだね」「私もこのメール受け取りたかった」などのコメントが届いた。
今回のミスについてテキサス州の公安局は「これは開発用サーバーでテストしていた際に、誤って配信されてしまったものです。混乱を招いてしまい大変申し訳ありませんでした。再発防止に努めてまいります」とコメントした。
ちなみにAMBER Alertの“AMBER”とは「America’s Missing: Broadcast Emergency Response」の頭文字を取ったもので、迅速な事件解決のために行方不明者が発生した際に公共放送などを使って事件発生を国民に知らせるシステムだ。
25年前の1996年1月13日、当時9歳だったアンバー・ヘイガーマンちゃん(Amber Hagerman)が誘拐され自宅近くで遺体が発見されたという事件が発生しており、その犯人は未だ見つかっていないという。この事件を受け、多くの人が天気などの緊急速報のように誘拐事件の発生を知らせることができれば防げていたかもしれないと動き出し、法改定の末にこのシステムが誕生したという。
画像は『KRock 1017 2021年1月29日付「Texas DPS Issues AMER Alert for Chucky Doll」(Texas Department of Public Safety)』『Trinikid 2021年2月2日付「Texas Officials Accidentally Send Out Amber Alert For Chucky Doll」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)