今回の発見について以下のように話している。
「今回の足跡は2億2千万年前のもので、かなり保存状態が良いことに驚きました。これは当時の恐竜がどのように歩いていたかを研究するのに大いに役立ちますね。この発見をしてくれたライリーちゃん一家に、博物館スタッフ一同感謝しています。」
同博物館によると、この足跡の個体は特定できないが二足歩行の小型の恐竜が残したものという、足跡の大きさが約10センチということから、立ち上がると約75センチ、口から尻尾の先までは2.5メートルの個体ではないかと考えられている。
発見した足跡が本物だと分かると、ライリーちゃんは恐竜のテレビを見たりして興味を持ち始めたそうだ。サリーさんは「あれからライリーに恐竜のおもちゃを買ってあげたら、ずっとそのおもちゃで遊んでいますよ」と打ち明けた。
ライリーちゃんと弟のジョージ君(George、1)をなるべく自然の中に連れて行くようにしているというサリーさんは「もしライリーの名前が発見者として博物館に記載されたら、素晴らしいですよね。いつかライリーの孫が博物館を訪れて、その後も何年にもわたってライリーの名前を博物館で目にすることができるんですよ」と語っており、未来への期待に胸を膨らませているようだ。
ちなみに発見された足跡の化石は現場から博物館に移動されており、現在は調査が進められているという。
画像は『WalesOnline 2021年1月30日付「Perfect 215-million-year-old dinosaur print found by girl, 4, on Welsh beach」』『The Irish Times 2021年1月30日付「Dinosaur footprint discovered by girl (4) on Welsh beach」(Photograph: Amgueddfa Caerdydd/PA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)