NHKを退職した有働由美子アナが同じナチュラルエイトに入ったことから取材陣に共演を期待されたところ「うちは意外と共演させない事務所なの」と答えていた。

それでも2018年9月10日には、マツコ・デラックスが月曜コメンテーターを務める『5時に夢中！』（TOKYO MX）に有働由美子がSPウィークの女性MCとして出演。さらにその年の10月1日にマツコと村上信五（関ジャニ∞）がMCを務める『月曜から夜ふかし』に生放送で有働がゲスト出演した。『月曜から夜ふかし』では本人が登場する前に、マツコが有働のすっぴんについて「メイク前とメイク後はギャル曽根に次ぐ変化率」とたとえて笑いを誘ったものだ。

有働由美子の方が年長でNHK時代から考えると芸能界の経歴も長いが、マツコ・デラックスはナチュラルエイトの先輩タレントでありバラエティの経験を積んでいる。お互いをリスペクトする立場にあって、すっぴんをいじった頃から気兼ねしない関係ができていたのかもしれない。新年第1弾の『1億3000万人のSHOWチャンネル』では、そんなマツコ・デラックスと有働由美子によるレアな楽屋トークがオンエアされたわけである。

有働が考え抜いて選んだ私服を「気持ち悪いね」「なんか狂い咲きみたい」とバッサリ斬ったマツコ。「米倉涼子さんが着そう」な服をイメージしたという有働を「米倉涼子と自分を並べて言うな」と窘めたりして散々いじった後には、「モテるために服を買う」と本音を明かした有働に「代官山じゃなくてららぽーとに行きなさい」と親身にアドバイスしていた。

去り際に有働が「私に何かを言ってくれる人はマツコさんだけ。どんな罵詈雑言だとしても嬉しい」と口にすると、マツコは「罵詈雑言じゃないでしょ。励ましてるんでしょうよ。ちょっとでもアンタがモテるように思って言ってるんじゃない」と優しく見送った。2人の楽屋トークはおよそ1時間半におよび、有働由美子が日本テレビを出たのは深夜3時頃だったという。

Twitter上では「マツコほんま変わらずに好き」、「有働さんとの絡み方最高やわ」、「有働さんとマツコさん、めっちゃ面白い（笑）でも、あの花柄似合ってると思う!!」、「有働さんとマツコさんの会話たのしいからもうちょっと聞いていたい。マツコさんの、好きな服を着れば良いのよそうすればそれが自分の個性で当たり前になる！　的な言葉に勇気づけられた」といった声が飛びかっており、視聴者も癒されたようだ。

画像2枚目は『news zero　2019年9月12日付Instagram「今夜は、俳優 ＃小栗旬 さんと有働キャスターの特別対談です。」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）