SNSでは様々な意見が飛び交った。

「ビリー、あなたが金持ちになったのは分かるよ。でも、シリアル1箱は35ドルもしないでしょう。スーパーに行ったことはあるだろうし、35ドル以上の食品がないことも見たと思うよ。」

「ビリーが『貧乏育ちだったから物の値段を知らない』ってことを理由に、シリアル1箱を35ドルと思い込んで買物したなんて全くでたらめだよ。貧乏育ちなら、その分余計に物の値段を意識するよね。35ドルの価値が分からないのは、金持ちである証拠だよ。」

「ビリーのようにリッチになりたいわ。シリアルの値段を知らなくて、問答無用で35ドルを支払えるようになってみたいな。」

ビリーは常に体型を隠すふっくらした服を着ており、過去には彼女の体型を批判する“ボディシェイマー”に向けて反論している。同誌のインタビューでは、そんな自身の体型へのコンプレックスについても明かした。

「正直言うと、ふっくらした服を着はじめたのはこの体型が理由なんだ。」

「私は今、自分の人生でこのような場所にいることが本当に嬉しい。だって、もしこれが自分の身体と酷い闘いをしていた3年前や5年前だったらどうなってたかと思う。あの頃はほとんど食べてなくて、お腹をペコペコに空かしてたから。」

過去のダイエット経験を語るビリーは、12歳の頃にある減量法を試したことを明かした。

「体重が減るという錠剤を飲んだのを覚えてる。結局“おねしょ”をしただけだったけど。あの時、たった12歳だったのよ。クレイジーよね。」

そう話したビリーは、SNSで体型批判をする人々に対し皮肉たっぷりにこう述べた。

「自分の体型への憎しみに向き合えるのは、自分だけだと思ってた。だけどインターネットも私の体型を憎んでるようね。素晴らしいじゃないの。」

画像は『Vanity Fair　2021年1月26日付Instagram「Even before 2020, politics were always important in Billie Eilish’s family household.」「Presenting our March cover star: ＠BillieEilish!」「Billie Eilish Answers Increasingly Personal Questions」』『Kellogg’s Froot Loops　2021年1月26日付Instagram「Out here living our best Loop life.」のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　寺前郁美）