ツイードのロングコート、ラッフルブラウス、ワイドパンツから、イヤリング、ブレスレット、ベルトといったパール小物に至るまで全身を「Chanel」で統一。レディー・ガガのブルー&レッド、ジェニファーのホワイトでアメリカ国旗の象徴色を表現したようだ。
昨年の「NFLスーパーボウル」第54回大会のハーフタイムショーではパワフルなステージを魅せていたが、今回は大統領就任式という大変フォーマルな場だったため、ジェニファーはかなりコンサバなファッションをチョイスしたと見える。『我が祖国』(This Land Is Your Land)、『アメリカ・ザ・ビューティフル』(America the Beautiful)の2曲を通じてアメリカへの愛をしっとりと歌ったジェニファーは、曲の途中で「忠誠の誓い」(Pledge of Allegiance)の一節をスペイン語で叫んだり、自身の代表曲『Let’s Get Loud』の歌詞を挟むなど、オリジナリティーを取り入れたパフォーマンスで話題を集めた。
就任式実行委員会の公式ツイッターには、
「Let’s Get Loud…(さぁ、声を上げましょう)アメリカの新大統領&副大統領のために!」
「ジェニファー・ロペスさん、この歴史的瞬間に足を運び、その一部を担ってくださりありがとうございました」
とジェニファーへのメッセージが綴られているほか、視聴者からは
「思わず涙が出た」
「エレガントで美しいパフォーマンスだった」
「愛国心とラテンルーツへの誇りに溢れた素敵なステージ」
といったコメントが多数届いている。ジェニファーらしさをちりばめたこの日のステージには、
「あそこでスペイン語で叫ぶ必要はあった?」
「自分の曲の一節を無理やり入れなくてもよかったのでは?」
との批判も少なくなかったが、彼女のステージを「新たなアメリカの幕開け」「多様性の象徴」と前向きに受け取る国民も多かったようである。
The National Anthem has never sounded better 🎵
Thank you @LadyGaga for that wonderful performance! #InaugurationDay pic.twitter.com/mk4qMIrnmu
— Biden Inaugural Committee (@BidenInaugural) January 20, 2021
画像は『Biden Inaugural Committee 2021年1月20日付Twitter「The National Anthem has never sounded better」「Let’s get loud… for our next president and vice president of the United States!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)