最小サイズの柴犬「小豆柴」は大きくなっても子犬のように小さく、室内犬としても人気が高い。このたびシンガポール在住の女性が、飼っているポメラニアンのトリミングを「小豆柴のようにしてね」とグルーマーにお願いしたところ、とんでもない結果になってしまった。しかし女性の主張とグルーマーの言い分はかなり違うようで、SNS上でバトルが繰り広げられている。『Mothership.SG』『Mirror』などが伝えた。
シンガポール在住のヘニー・ユーさん(Henny You)は今月9日、ペットのグルーミング出張サービス「ザ・プレシャス・ペッツ(The Precious Pets)」を利用した。
グルーマーのオンさん(Ong)がやって来たのは朝10時頃で、ヘニーさんはメスのポメラニアンの“ディディ(Dede)”を預けると「小豆柴のようにトリミングをお願いね」と言い残して部屋を去った。
そして仕上がりの時間を見計らって部屋に戻ったヘニーさんは、ディディを見て泣き出した。ディディは頭部と尻尾だけを残して、丸刈りになってしまったのだ。
悔しさと怒りがおさまらないヘニーさんは、その日のうちにFacebookグループ『Dog Lover Singapore』でディディのトリミング前後の写真をシェアし、事の成り行きを次のように綴った。
「ザ・プレシャス・ペッツの利用は初めてで、グルーマーには2枚の小豆柴の写真を見せて『同じようにトリミングをしてね』とお願いしたわ。それとディディには専用のハサミ、櫛、シェーバーがあること、前に利用したグルーマーはハサミしか使わなかったから、シェーバーの充電はしていないことも伝えたの。」
「その後、グルーマーが快適に仕事ができるようにと思って部屋を出て、しばらくして戻ると、ディディの毛は全てなくなっていたのよ! 全てよ。」
「それでも100シンガポールドル(約7800円)を払うように言われたから、夫は支払いを拒否し、オーナーにうちに電話するように伝えたの。でも結局、電話はなくてSNSで『グルーマーは指示に従っただけです』と返事があったわ。5段階で4.8の評価をもらっている店だったから利用したけど、アンダーコート(下毛)まで刈ってしまうなんてあり得ないわ。これでは寒すぎて外にはいけないし、ディディの被毛が生えてきたとしても前と同じようにはならないでしょうね。だって毛包が傷ついてしまっているもの。私は悲しくて震えが止まらないの。」
「ディディは今年7歳になるの。かわいいペットにこんなことをするなんて…。同じことが繰り返されないように、この話をシェアしてちょうだい。」
すると翌日、