海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】遺体安置室に運ばれた男性、防腐処理で脚を傷つけられ息を吹き返す(ケニア)

すぐに治療室へと運ばれ3時間後には症状が安定したようだ。しかし自分が死亡したと判断されて遺体安置室に運ばれていた事実にショックを受けており、次のように明かしている。

「何が起こったのか信じられませんでした。病院側はどのようにして私が死亡したということを証明したのでしょうか。意識を取り戻した時、自分がどこにいるのか分かっていませんでした。命を救ってくれた神には感謝しています。私の残りの人生を神に捧げたいと思います。」

一方で同病院のギルバート・チェルイヨット医局長(Gilbert Cheruiyot)は今回の件についてピーターさんの家族を非難しており、このように主張した。

「ピーターさんの家族は臨床医による死亡確認を待たずに、彼を遺体安置室に連れて行ったのです。医師は当時、てんかん発作や糖尿病などの重篤患者の対応に追われて慌ただしかったのですが、ピーターさんの家族は医師を急かした上に結局待てず、遺体安置室へと彼を運んで行ったのです。」

「愛する家族を病院に連れてくる場合は、病院の定めた規則に従うようにお願いしたいのです。遺体を病院から移動させる場合には看護師ではなく臨床医による証明が必要です。ピーターさんの件はベテランのスタッフが防腐処理前に彼が生きていると気づいたことが幸運だったと言えるでしょう。」

チェルイヨット医局長によると現在、ピーターさんの症状は落ち着いており、数日後には退院できるそうだ。

画像は『Mirror 2020年11月27日付「Man ‘comes back to life’ in morgue as workers were getting ready to embalm him」(Image: Nikko Tanui/Standard)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

防腐処理の際に叫んだというピーターさん(画像は『Mirror 2020年11月27日付「Man ‘comes back to life’ in morgue as workers were getting ready to embalm him」(Image: Nikko Tanui/Standard)』のスクリーンショット)

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