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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】7600トンの5階建て小学校、198個のロボットの足を取り付けて大移動(中国)<動画あり>

様々な条件が重なり今回の大移動は難しいものだったという。

そこで技術者たちが試行錯誤して新しいロボットを開発した。ランさんは「人間の足を模して作られたこのロボットを建物に取り付けることで、建物は立ち上がり歩くことができたのです」と説明している。建物の地面を掘り起こして底面にロボットを取り付けることで建物の足の代わりとなり、建物自身が一歩ずつ移動することが可能となったのだ。

この建物の大移動は動画として撮影されており、198個のロボットの足が順番に動きムカデのようにゆっくりと歩いている。一歩ずつ慎重に移動しており、建物自体が傷つく様子は無さそうだ。

ロボット足を取り付けたラゲナ小学校は18日間をかけてゆっくりと新天地へ向かい、先月15日に無事目的地に到着した。移動したラゲナ小学校は現在リノベーションの最中で、教育文化と無形文化遺産を集約した巨大センターに生まれ変わる。

画像は『Nerdist 2020年10月30日付「Watch an Entire Building ‘Walk’ to Its New Location」(South China Morning Post)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

建物の下に設置された198個のロボット(画像は『Nerdist 2020年10月30日付「Watch an Entire Building ‘Walk’ to Its New Location」(South China Morning Post)』のスクリーンショット)

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