イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】テイラー・スウィフト、過去音源の権利が売却され「何も知らされなかった」 スクーター・ブラウン氏を批判

以来2人は音源の権利をめぐる大きなバトルに巻き込まれることとなった。

音楽業界の実力者として知られるスクーター・ブラウン氏(画像は『Scooter Braun 2020年6月29日付Instagram「Next time I will have to wear a suit I might be 40.」』のスクリーンショット)

声明でテイラーは、スクーターの弁護団から「ポジティブなことでない限り、私はスクーター・ブラウンに関して一切口を開きません」と書かれた秘密保持契約書へのサインを求められたと明かした。テイラーはここ1年間、マスター音源を取り戻すために必死に取り組んでおり、彼女のチームはスクーター氏側と交渉することを試みていたという。しかしテイラー側が「ビッグ・マシーン」の財務状況を確認する暇もなく、永遠に彼女を黙らせる契約書にサインするよう求められたと非難している。

テイラーがツイッターで公開した声明文(画像は『Taylor Swift 2020年11月16日付Twitter「Been getting a lot of questions about the recent sale of my old masters.」』のスクリーンショット)

テイラーの弁護団は「普通であるとは言えず、金銭を支払って暴行的態度をとる告発人を黙らせる時以外、このような契約書は見たことはない」と述べているという。

音楽業界ではマスター音源を所有することにより、楽曲やアルバムのオリジナル録音の使用をコントロールできる。再リリースやボックスセット、広告やストリーミングサービスでの利用なども含まれるため、大ヒット曲の権利を所有することで莫大な金額を稼ぐことが可能となる。楽曲の著作者または共著者であるテイラーは現在も出版権を所有するため、マスター音源を利用するスクーター氏の試みを拒否する権利を持つことになる。

テイラー側が「シャムロック・ホールディングス」に連絡したところ、スクーター氏は条件に基づいたうえで今後何年もテイラーの過去の音源による利益を受け取ることになるという。最後にテイラーは、過去の音楽の再レコーディングを開始しており「店頭でのサプライズを期待してほしい」とファンに伝えた。

画像は『Taylor Swift 2020年5月17日付Instagram「Stoked to relive our Paris show tonight when the City of Lover concert airs at 10pm ET/ 9pm CT on @abcnetwork」、2019年10月11日付Instagram「Tiny desk, BIG mood.」』『Scooter Braun 2020年6月29日付Instagram「Next time I will have to wear a suit I might be 40.」』『Taylor Swift 2020年11月16日付Twitter「Been getting a lot of questions about the recent sale of my old masters.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

過去の楽曲の再レコーディングを開始したことを伝えたテイラー(画像は『Taylor Swift 2019年10月11日付Instagram「Tiny desk, BIG mood.」』のスクリーンショット)

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