「レディー・ガガは、あまり良いとは言えない。話題ならいくらでもある。レディー・ガガの話をしようか。レディー・ガガの話は良く知っているんだ」とからかうように話した。

現地時間1日、トランプ陣営の広報担当者ティム・マートー氏（Tim Murtaugh）はツイッターでフラッキング（水圧破砕法による石油・天然ガスの採掘）の反対活動をするガガを批判している。フラッキングは水と化学薬品を岩盤に流し込みガスやオイルを採取する方法で、大量の水の消費や土壌汚染、地下水汚染などの原因となっている。

「反フラッキング活動家のレディー・ガガと選挙活動を行うことは、ペンシルベニア州での忘れられた労働者男女への軽蔑を如実に表している。熱意を鼓舞しようとする必死な試みは、ペンシルベニアのフラッキング産業で働く60万人の労働者にとって、事実的に空虚なものだ。」

このツイート対し、ガガは「あなたの頭の中で、家賃無しで住まわせてもらえて嬉しいわ」と嫌味で反応した。

ガガはかつて一緒に活動を行ってきたバイデン氏を「良き友達」と呼んでおり、2016年のアカデミー賞授賞式のステージではバイデン氏に紹介されたガガが性的被害者達と一緒にステージに立ち、被害にあった人々の心情を描いた楽曲『ティル・イット・ハプンズ・トゥ・ユー（Til it Happens to You）』のパフォーマンスを披露した。2017年にはバイデン氏と共に性的暴力の根絶キャンペーン「It’s on us」を行っている。

画像は『Lady Gaga　2020年11月2日付Instagram「Good morning PENNSYLVANIA!」、2020年11月3日付Instagram「I’ll be speaking just after 7 ET and performing right before the incredible ＠JoeBiden speaks at 8:30 ET watch on JoeBiden.com/live I HAVE SOME THINGS TO SAY」、2017年10月25日付Instagram「＠ItsOnUs to stop sexual assault and be advocates for victims and survivors.」』『President Donald J. Trump　2020年11月1日付Instagram「Our ECONOMY is now surging back faster, better, bigger and stronger than any nation on earth.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　寺前郁美）