サムと同じようなノンバイナリーという人は希少価値な存在でロンドンではなかなか出会えないという。
「僕はそこらじゅうで誰かいないか探している。正直僕はここ3年間、最前線に立ち続けているから疲労困憊さ。」
昨年9月に公式SNSで自身の一人称を「They(彼ら)」と呼ぶことを大々的に発表したサム。ノンバイナリーを主張するセレブは他にもいるが、その中でも特に著名なのはサムが挙げられるだろう。「LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア)」など多様化する性的マイノリティが理解される動きが活発になってきたといえども、まだまだ差別的に見られてしまうことも少なくはない。
実はサムが自身の性的マイノリティを公表するきっかけとなった人物は、女性歌手レディー・ガガだったという。
「彼女は『僕らしさ』を受け入れてくれ、『人と異なる部分』について自信を持つよう勇気づけてくれた。それは表現方法であって、また一種のちょっと変わった方法の保身なんだ。」
今回母親願望を強く表したサム、これからの恋愛模様に注目が集まっていくだろう。
画像2、3枚目は『Sam Smith 2020年10月26日付Instagram「Love Goes…FIVE DAYS!!」』『Elton John 2019年1月24日付Twitter「A visit from @NiallOfficial, @ladygaga and @samsmith made the first #EltonFarewellTour show at @STAPLESCenter even more special last night.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MIE)