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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「最も恐ろしい」日本の歯科患者型ロボットに海外のユーザー震え上がる

それをダニエルさんがTwitterで動画とともに「この制御不能な歯科学校のロボットは、おそらく私が今まで目に中で最も恐ろしいものの一つです」とツイートした。

ダニエルさんがシェアした動画は500万回以上も再生され、多くの人がロボットの動きに恐れをなしたようで「まるでゾンビのよう」「これは実に不気味だ」といった声があがった。

ところが一部のSNSユーザーによると、この患者型ロボットは壊れているわけではなく、治療をする女性の対応が不適切だったことから不安であることを示すために激しい動きをとったのだと指摘している。

実はこのロボット、海外メディア『Vice』によると日本で開発された歯科訓練用患者型ロボットの「昭和花子」だと伝えており、動画の昭和花子は初期のバージョンとのことだ。昭和花子は等身大人形専門メーカーのオリエント工業と昭和大学歯学部が共同開発した、実際の患者に近い反応と動作を再現できる患者型ロボットである。

また英歯科専門職向けの情報サイト『Dentistry』によると、初期の昭和花子は見た目と動きが怖いという声があったため、次のバージョンの「昭和花子2」ではより自然でリアルなものに改変されたとのことだが、今回のホラーのような動画によって日本のロボット技術が海外に知れ渡ることになったようだ。

画像は『Daniel Holland 2020年10月6日付Twitter「This malfunctioning dental school robot is quite possibly one of the scariest things I’ve ever seen.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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