ソーシャルメディアLIVE配信番組『MK TV』の収録を終えて「なんと！　私が芸能界を目指すキッカケになったSPEEDの上原多香子さんが待っていて下さったのです」とスタッフによるサプライズで対面したことを明かしており、上原が芸能界と距離を置いているわけではないことがうかがわれた。まずは月末の「ゆうがシスターズ」によるインスタライブの内容に注目したい。

小川麻琴のようにSPEEDに憧れて芸能界に入ったというエピソードは少なくない。テレビアニメ『鬼滅の刃』の主題歌『紅蓮華』が大ヒットした歌手のLiSAは、13日放送のフジテレビ系『めざましテレビ』で子どもの頃にSPEEDに憧れ「歌って踊ってテレビで活躍する人になりたいと思った」と話していた。

そのSPEEDが、2021年1月13日に25周年を記念して『SPEED MUSIC BOX-ALL THE MEMORIES-』をリリースすると発表した。現在はメンバーのうちアーティスト活動を続けているのは島袋寛子だけである。新垣仁絵は2013年4月に以前から交際していた男性と入籍したことをブログで報告したが、その後の具体的な活動状況は分かっておらず、所属事務所を2013年に辞めてフリーで活動しているという。

今井絵理子議員のタレント当時の公式サイトには「2000年SPEED解散後、ソロとして活動開始」とあり、また2008年8月31日の『24時間テレビ～愛は地球を救う～』でSPEED再結成を発表。現在はソロアーティストとして音楽活動とあるが、その後に2016年の「第24回参議院議員通常選挙」で初当選して今も参議院議員を務めている。

メンバーがそれぞれの道に進んだことから事実上の解散という声も聞かれるが、実は正式に解散発表はしていない。島袋寛子はインスタグラムで10月15日に「SPEEDは永遠に終わらないようなエネルギーをもっていて、大きい」と熱く綴っており、『SPEED MUSIC BOX-ALL THE MEMORIES-』PR用のビジュアルとともに「この写真をみるたび『寛ちゃん』という3人の声が聞こえてくるようで、愛しさがこみ上げてきます。大切な思い出。大切な存在」と4人でパフォーマンスした頃に思いを馳せていた。

ライジングプロダクションのアーティスト一覧には4人のうち島袋寛子しか載っていないが、アーティストプロフィールにはまだ上原多香子の名前が見られる。もし上原が芸能活動を再開するならば、いずれはメンバーとパフォーマンスするところを見たいのがファンの正直な気持ちかもしれない。

画像2～5枚目は『上原多香子　2020年10月21日付Twitter「自分のルーツ」』『小川麻琴　2020年10月15日付オフィシャルブログ「夢のような時間。」』『島袋寛子 Hiroko Shimabukuro　2020年10月15日付Instagram「『SPEED』」』『ゆうが風花　2020年10月16日付Instagram「ゆうがシスターズ」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）