エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】半沢直樹「本当の勝ち組」を説いた名言に生産者が共感 「誇り持ってます」

新興IT企業「スパイラル」を立ち上げた代表取締役社長・瀬名洋介(尾上松也)が中学生頃に父の経営する万年筆の工房が倒産して一家で夜逃げした経験を持つ。そして第4話ではIT企業「電脳雑伎集団」から姿を消した財務担当・玉置克夫(今井朋彦)を探して、玉置の父親の会社「電脳電設」を訪れた半沢が工場で出会った老いた職人に「熟練した職人の手によって巻かれたコイルは、精密機械で作られたものよりも伝導率も大幅に違うと聞きます」と話して、陰で聞いていた玉置の心を開く場面があった。銀行をメイン舞台としながらそのように“モノづくり”へのリスペクトを忘れていない。

前澤氏が感銘を受けた半沢直樹の名言とともに「ここで泣いた」とツイートしたところ、地鶏を育てる風景とともに「誇りもってます。自分の仕事にプライドを持って、日々奮闘してます」という声や、抱えきれないほど大きなスイカとともに「僕は美味しいスイカを作ります。今年一番デッカイスイカです!」という各地の生産農家からの声が寄せられた。

他にも「美味しい桃を東日本大震災以降ずっと販売し続けています」、「自分も清掃という仕事にプライドをもって、お客さんが頼んでよかったって思える仕事につけて幸せです」、「寿司職人として誇りを持って毎日寿司を握ってます!」、「今日も心があつくなりました!! まずは、仕事が出来ていることに感謝しています。セレクトショップと育児これからも頑張ります」、「誇りを持って、寝たきりの祖母の介護と保護猫のお世話してます」などの反響があり、それぞれが改めて誇りを実感したようだ。

ちなみに第4話では、半沢直樹が部下の東京セントラル証券営業企画部調査役・森山雅弘(賀来賢人)に「一つ、正しいことを正しいと言えること。一つ、組織の常識と世間の常識が一致していること。一つ、ひたむきで誠実に働いた者がきちんと評価されること」―この三つが自分の信念だと教えた。森山にその信念を伝える資質を見たからである。第5話からは舞台が大きく変わり、半沢直樹が戦う相手もより強大となるが、そのなかでどのような名言が飛び出すのか期待が高まる。

画像は『半沢直樹 2020年7月18日付Instagram「出演情報 今夜10時ごろに「音楽の日」にてスペシャル企画!!」、2020年8月9日付Instagram「一緒にカウントダウン」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

森山雅弘役の賀来賢人(画像は『半沢直樹 2020年8月9日付Instagram「一緒にカウントダウン」』のスクリーンショット)

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