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writer : ac

【海外発!Breaking News】12本の手指を持つ少年、将来の夢は「医者になって同じ疾患を持つ人を治療したい」(印)

多指症について次のように語った。

「指が12本あると、クリケット(インドの国民的スポーツ)や木登りをする時はとても便利だし、ビデオゲームをする時だって親指が役に立つのです。」

「時々『なんで僕だけ』と思うこともありますが、田舎に住んでいるからか、僕の友達は指について何か言ってくることはありません。また12本の指のことでいじめられたこともほとんどありません。」

「僕が多指症で生まれたのは、神様が決めたことだと思っています。だから恥ずかしいと思うこともないし、むしろそのことを誇りに思っています。」

そんなファイザン君には夢があるそうで「将来は多指症の人や身体に障がいがある人を治療する医者になりたいと思っています。人と違うことでいじめられたり、冷やかされることがないようにするためです」と明かした。

なおファイザン君は4本の親指を器用に使ってビデオゲームをしているが、多指症を放っておくと機能障害などが起きる可能性もあり注意が必要だという。専門家は「生まれつき親指が2本ある形態異常はそれほど珍しいことではありません。これは母親の胎内にいる時に、本来1本であるはずの指が2本に分かれてしまうことで起こりますが、手術は1歳前後の早い時期に行うことが理想です」と語っている。

両手に2本ずつある親指を器用に使うファイザン君(画像は『LADbible 2020年8月26日付「Twelve-Year-Old Boy Has An Extra Thumb On Both Of His Hands」(Credit: SWNS)』のスクリーンショット)

ちなみにインド在住のクマル・ナヤックさん(Kumar Nayak)は、20本の足指(19本との報道も)と12本の手指を持って生まれ、63年間も「魔女は家にいろ」と言われ続けてきたそうだ。クマルさんのような女性を救うためにも、ファイザン君の夢が実現することを願いたい。

画像は『LADbible 2020年8月26日付「Twelve-Year-Old Boy Has An Extra Thumb On Both Of His Hands」(Credit: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

医師になる夢を持つファイザン君(画像は『LADbible 2020年8月26日付「Twelve-Year-Old Boy Has An Extra Thumb On Both Of His Hands」(Credit: SWNS)』のスクリーンショット)

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