イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】ヴィクトリア・ベッカム、ファッションは天職「スパイス・ガールズ時代に戻りたいとは思わない」

「時々いっぱいいっぱいになることはあります。でも絶対にワンパターンにはなりたくないので、自分が苦手に感じたり、いつもとは違った環境にあえて身を置いて、そこからインスピレーションを得るようにしています。普段だったら自分が着ないような服でも、どうすればそれを美しく変えられるか―そんなプロセスでインスピレーションが浮かぶこともありますから。ありきたりで冒険心のないブランドにはなりたくないけれど、いつもと違ったなかにも“私”のエッセンスは残したい、そんな微妙なバランスを大切にしています。」

―ファッションデザイナーとポップスター、どちらのキャリアが楽しいですか? その理由は?
「私は自分の真のクリエティビティを表現できる、今のキャリアが大好きです。この仕事は、女性が“最高の自分”を演出するお手伝いができますし。スパイス・ガールズもとっても楽しかったけど、あの頃に戻りたいとか、もう一度ステージに立ちたいと思うことはありません。あれはもう過去のことで、今はこの仕事に夢中なのです。一番私らしくいられて、エネルギーを感じられるのは、やっぱりファッションしかありません。パンデミックが収束する頃には、業界の人間1人1人がパーソナル面・キャリア面の両方で成長を遂げて、そんな仲間達と一緒にファッション界を盛り上げていけることを楽しみにしているんです。」

このように自身のファッションに対する思い入れや情熱を語ったヴィクトリアは、パンデミックという事態のなかで夢を追いかけて社会へ出て行く卒業生達に向け、

「パンデミックは、家庭や職場において、チームとしてどのように機能すべきかを教えてくれたと思います。」
「このクライシスはある意味、今後私達1人1人の視野を広げてくれることになるはずです。」

とポジティブなメッセージを送った。

3月のロックダウン以降、田舎でのゴージャスな暮らしぶりや会社の運営方針、さらにはチャリティー用に制作したTシャツに至るまで猛バッシングに遭い、まさに踏んだり蹴ったりのヴィクトリア・ベッカム。しかし芸能界からファッション界という未知なるフィールドへ飛び込んだヴィクトリアの言葉の数々には、多くの卒業生が勇気をもらったことだろう。

画像は『Victoria Beckham 2020年5月11日付Instagram「Satin Kajal Liner So happy that the new Kajal liner in Cocoa is now here!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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