イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】アシュトン・カッチャー、ビリー・アイリッシュ「“All Lives Matter”ではなく“Black Lives Matter”であるべき」

ジョージ・フロイドさん殺害事件でスローガンに掲げられている“Black Lives Matter”。「黒人の命は大切」という意味だが、一部からは“All Lives Matter”「全ての命は大切」とするべきでは―との声があがっているのも事実だ。こうした意見に人気シンガーのビリー・アイリッシュや俳優アシュトン・カッチャーがなぜ“Black Lives Matter”であるべきなのか、その理由を語っている。

先月25日、白人警察官による人種差別と非人道的な暴力行為によりアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが死亡した事件。これを受けて多数のセレブ達がSNSで署名を呼びかけたり、多額の寄付を行うなどして次々とアクションを起こしている。そんななか米音楽業界が2日、人種差別に抗議しストライキ“Blackout Tuesday”(ブラックアウト・チューズデイ)を決行すると発表、この動きに賛同したハリウッドセレブらは次々とSNSに黒一色の画像を投稿した。

俳優アシュトン・カッチャーも自身のInstagramに黒い画像を投稿した1人だが、アメリカ国旗の画像に「BLM(Black Lives Matter、黒人の命は大切)」と言葉を添えたところ「“All Lives Matter”(全ての命は大切)とすべきではないのか?」との意見が多数寄せられたという。アシュトンは米時間2日に再びInstagramを更新すると、“#Blm vs #Alm”(“黒人の命は大切 vs 全ての命は大切”)とのメッセージとともに短い動画をアップ、なぜ今スローガンが“Black Lives Matter”でなければならないのか、その理由を涙ぐみながら訴えた。

「“All Lives Matter”とうたっている人達は、きちんと(現実を)理解する必要があると思う。僕達は『どの命も大切』であることは十分わかっている。」
「“All Lives Matter”とうたっている人達は、世の中には黒人の命を何とも思わない人達が存在する―という事実をしっかり理解する必要があると思う。だからこそ、僕にとっては“Black Lives Matter”なんだ。」

時折声を詰まらせて涙をこらえながら、このように力強く語ったアシュトンの動画には、

1 2