イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】メーガン妃「私が子供を持つ頃には、寛容な社会になっていますように」人種差別について語った2012年の動画が再浮上

自身は一見するとどのような人種の親なのかが分かりづらいため、妃の素性を知らない人達は本人を前にして平気でアフリカ系の人々を罵るジョークを放ったり、母ドリアさんのことを“Nワード”(nigger-黒人に対する軽蔑的な呼び方を表す単語)で呼んだりすることがあったという。“I won’t stand for racism.”(人種差別反対)と書かれた白いTシャツ姿で自身の体験を語るメーガン妃は、オハイオ州にいた自身の母方の祖父が日常的に受けていた人種差別にも言及、オハイオ州からカリフォルニア州へ移動中、スーパーで食料を調達する際は正面ではなく裏口からしか入店が許されなかったことなどを赤裸々に語っている。

様々な人種が共存するロサンゼルスで生まれ育ったメーガン妃にとって、このような閉鎖的な思考は「過去のことだと思っていた」というが、ひとたびロサンゼルスを離れると自身もまた、同じような差別を身をもって体験することとなったと明かし「残念ですが、これは決して過去のこととは言えません」と述べるとともに、このような差別的思考は一部の地域や人々の間では今もなお根強く残っている―と訴えている。

そしてメーガン妃は次のようなメッセージで締めくくっていた。

「私は父方、母方、両方のルーツを心から誇りに思っています。」
「私自身が子供を持つ頃までには、世の中の変化や多様性について社会がより寛容になってくれていることを願っています。」
「様々な人種が混じり合うことで、この世界はより美しく、より興味深いものになるのですから。」

皮肉なことに、ヘンリー王子と恋に落ちイギリス王室へ嫁いでからも、妃に対する世間の人種差別は終わることはなかった。自由を求めて王室を離脱し一家で故郷に戻った妃だったが、ヘンリー王子や愛息アーチーくんと暮らすロサンゼルスは現在、ジョージ・フロイドさん殺害事件の影響で暴動や抗議デモがさかんに行われているほか、夜間の外出禁止令が発出されるなど緊迫した状況が続いている。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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