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writer : ac

【海外発!Breaking News】脳性麻痺の4歳児、特別なハーネスで初めて自分の足で歩く(英)<動画あり>

2歳半になると数秒だけ座っていることが可能になったのだ。そして昨年、ルイ君は初めて「Mum(ママ)」と言ってジョディさんを驚かせ、歩くことにも興味を示すようになった。

「ルイに歩くことを体感させたい」―夫婦のそんな思いは日に日に強くなっていった。しかしルイ君はハイハイもできず、歩行器の支えがなければ立つこともできない。そこで夫婦は特別なハーネスを用意し、トムさんがルイ君の身体を支え、足の動きが連動するサンダルを履いて、父子で“歩くこと”に挑戦したのだった。

この様子を撮影していたジョディさんは、その時のことをこう振り返った。

「4歳と言えば元気に走り回っているのが普通でしょう。でもルイは身体を支えることすら難しいの。だからあの日、ルイが足を一歩一歩前に進む様子を見て、あの子を心から誇りに思ったわ。私はルイに声をかけながら、涙をこらえるのに必死だった。そして『私も沈んでばかりはいられない』って元気づけられた…。私たちにとっては、あの一歩一歩がとても意味があるものだったの。」

「ルイもとても興奮していたわ。口を開いて『ああ』『うう』って一生懸命訴えていたのよ。あの子はまるで『不思議の国のアリス』に出てくる“チェシャ猫”みたいな悪戯っぽい笑顔をしていたわ。」

ジョディさんによると、ルイ君は話すことはできないものの、兄のジェイク君(8)と一緒に遊ぶのが大好きだそうで「何をしたいのか、いつしたいのか」をはっきりと意思表示してくるのだという。ジョディさんは「ルイはちょっと生意気だけど、みんなから愛されるキャラなのよ」と笑うと、家族みんなの願いをこう明かした。

「いつかルイが自分の足で立って、公園で思いきり遊べるようになる日がくること。痛みを感じずに自由に生きることができるようになることを心から願ってるわ!」

画像は『Metro 2020年6月7日付「Four-year-old with cerebral palsy walks for first time in emotional video」(Picture: Jodie Morgan/SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

両親や兄と一緒のルイ君(画像は『Metro 2020年6月7日付「Four-year-old with cerebral palsy walks for first time in emotional video」(Picture: Jodie Morgan/SWNS)』のスクリーンショット)

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