イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】カイリー・ジェンナー “ビリオネア”の称号を『フォーブス』誌に撤回されて反論「根拠のない思い込みばかり」

米大手コスメ専門店とパートナーシップを締結し、同年11月に商品の店頭販売をスタートさせたことで売上が大幅アップ、2019年3月には『フォーブス』誌が「カイリーの資産は控えめに見積もっても10億ドル(約1120億円)はくだらない」と21歳の“セルフメイド・ビリオネア”誕生を伝えた。

しかしこのほど同誌は、「カイリー・ジェンナーはビリオネアではない」「純資産をより多く見せるためにウソ八百を並べ立てていた」と既報とは大きく異なる内容の記事を掲載した。カイリーは昨年「Kylie Cosmetics」の株51%を美容大手の「Coty(コティ)」に6億ドル(約650億円)で売却したのだが、同誌ジャーナリストらはカイリーと母クリス・ジェンナーがこれまで『フォーブス』誌に開示した資産報告書と「Coty」が株主に公開した情報との間に大きな開きがあったことが発覚したと伝えている。

たとえば、ジェンナー母娘が『フォーブス』誌に伝えていた2016年~2018年の利益は3億700万ドル(約330億円)~3億6000万ドル(約400億円)の間だったのに対し、「Coty」の報告書では2017年は1億7700万ドル(約190億円)、2018年は1億2500万ドル(約135億円)という数字が利益として計上されていたという。つまり2つの報告書の間には、年間140億円~250億円超の開きがあるのだ。またパンデミックの影響により、現在「Kylie Cosmetics」の売上が落ちていること、昨年11月の株式売却後から同社の株価が6割以上も下落していることなどにも言及、『フォーブス』誌は最終的にカイリーの純資産は「現在9億ドルを下回る程度」、従って「カイリーはビリオネアではない」という結論に達したというのだ。

『フォーブス』誌によるこの突然の「ビリオネア撤回宣言」を受けカイリーは29日、Twitterに次のように怒りをぶちまけた。

「朝っぱらからこんなニュースを目にするなんて。『フォーブス』って信頼できるサイトだと思ってたのに…不正確な数字と根拠のない思い込みばかりね(笑) そもそも称号を望んだことなんて一度だってなかったし、ウソをついてまで手に入れようとしたことも、もちろんなかったわ。以上。」

「まぁ、いいわ。私は後世の代まで恵まれているし、可愛い娘もいる。ビジネスで成功も収めてるわ。私はすこぶる好調よ。」

「自分にどれだけ資産があるかなんてことよりも、今もっと大切なことを、100個挙げることだってできるわ。」

カイリーの弁護士はのちに『TMZ』の取材に対し、

「カイリーと会計士が虚偽の申告をしたかのような記事はあきらかに誤りであり、『フォーブス』には速やかに、そして公にこれらの発言を撤回することを求めます。」

と語っている。

画像は『Kylie 2018年7月12日付Instagram「wow. i can’t believe I’m posting my very own @forbes cover.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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