外出規制が徐々に緩和されていくなか、米フロリダ州に本社があるハンバーガーチェーン「バーガーキング」がドイツやイタリアで社会的距離を保つためのユニークな対策を相次いで打ち出し話題となっている。『Metro』『Fox News』などが伝えた。
世界が少しずつ日常を取り戻すなかでレストランも順次営業を再開しているが、「いかに安全にサービスを提供できるか」は当面の課題であろう。そんななかドイツやイタリアの「バーガーキング」が6フィート(約180センチ)の社会的距離(ソーシャル・ディスタンシング)を確保できるように始めたユニークな試みが注目を集めている。
まずドイツでは、同チェーンを象徴する“王冠(クラウン)”に工夫を凝らし“ソーシャル・ディスタンシング・クラウン(social distancing crown)”という巨大な王冠の配布を開始した。同チェーンでは通常、バーガーを買うと子供たちや希望者に紙製の王冠が配布されるが、新しく登場した王冠は円の直径が150センチと超ビッグ。ただこちらも従来のものと同じように自分で組立てる“DIY”で、折りたたまれた状態で手渡しされている。
バーガーキングのスポークスマンは「安全・衛生基準を強化するための措置として、“DIY”のソーシャル・ディスタンシング・クラウンを取り入れました。より楽しく遊び心のある方法で、お客様には社会的距離を意識しながら食事を楽しんでいただければと思います」と述べている。
またイタリアのバーガーキングでは、