エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】寺門ジモンに“ミシュラン三つ星”寿司店が毎月味のチェックを依頼 米2粒で「全然違う!」と違いを指摘

2010年から10年連続でミシュラン三つ星を獲得している『鮨 さいとう』だ。ジモンは「弟子を育てる会を俺が任されてて…グルメハラスメントしてるんです」と笑う。この店もバラエティ番組の撮影はお断りだが、ジモンが「テレビ大丈夫だよね?」と聞けば「大丈夫です」とすんなり許可される。

この日ジモンが味のチェックをするのが、個室2部屋しかない同店でその1室を任されている一番弟子の板前・橋場俊治さんが握る寿司だ。まずコハダの握りが出されると、ジモンは口に運び、「おっ、うん」と唸ってから腕を組んで目を閉じて味を確かめた。そして「あのね、ちょっと(ネタが)大きい。酢飯とネタのバランスでネタが強くなってる。口の中で最高バランスを考えたら、ネタをちょっと小さくすることで答えが出る。お米も2粒ぐらい多くてもいいぐらい」とアドバイスを授けた。これに番組スタッフが「2粒で違うんですか?」と驚いて尋ねると、ジモンは「全然違う」とキッパリ。大間産マグロの握りでは「ううん、ううん…シャリでカバーできない。(ネタの)柔らかさに対して硬く感じる、握りが。なんか気合を感じない、この寿司に」と容赦ない。「いつもボコボコにされるんですよね」という橋場さんだが、ジモンの意見に素直に「はい」と耳を傾け、握り直すとジモンも「うん、全然違ったね」と満足そうだ。

「『この細かさがお笑いにあったら、もっと売れる』ってさんまさんに言われた」と大笑いした寺門ジモン。「好きこそものの上手なれ」とは言うが、ジモンの舌はどうやら類まれなる才能を持っているようだ。そんなジモンの舌には女優陣からの信頼も厚く、吉高由里子土屋太鳳橋本環奈広末涼子らはジモンから美味しい店の情報を得ているそうだ。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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