何やら思いつめた表情をしている汚い作業服のねずみを見て「ヤバイ人なのかな？」と思ったという。そこから「爆弾を作って、ワニを殺そうとしているのではないか」と真剣に連想していた。

だが25日放送の『アッパレやってまーす！』（MBSラジオ）でケンドーは「いやぁ最初から読んでいっても、そんなにおいは全くなかったぞ。むしろただの良いヤツや、ちょっと大人の精神が」とねずみを分析し、バイク屋で働いているのだから作業服が汚れているのは当たり前だと話す。なんと田中は、ねずみがバイク屋で働いていることをすっかり忘れていたのだ。「毎日一個読んで、でもその前のことは凄いスピードで忘れてってる」という田中は、赤で横断報道を渡り始めトラックに轢かれる寸前のヒヨコを助けた3日目の大事な回も覚えていなかったのかもしれない。「こんなに漫画の読めない男、初めて見たよ」とケンドーコバヤシが呆れたように笑っていた。

ところで『100日後に死ぬワニ』は、最終話が投稿された直後に書籍化と映画化、グッズ販売の告知が次々とネット上にあがったため、あまりの展開の早さに「全ては広告会社が裏で仕組んでいたのではないか」と感動の嵐から一転、ネットが炎上する事態になってしまった。その後、約1週間ぶりにきくち氏のSNSが更新され、前作となる『SUPERどうぶつーズ』の仲良し3人組を中心とした新しいイラストが公開された。リプライ欄にはまだ批判的な声が見受けられるが、「どうぶつーズ大好きなのでイラスト見れてうれしいです！　ありがとうございまっす！」、「ワニも好きだけどこっちの絵の安心感もこれぞ！って感すごい好き」、「久しぶりにこの動物シリーズを見ることができて嬉しいです！」ときくちゆうき氏を応援する声も続々と届いている。
（TechinsightJapan編集部　みやび）