海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】パニック買い防止のため、デンマークのスーパーが考案「消毒剤を2本購入した場合は…」

海外ではマナーの悪い客は2本以上レジに持ち込み、店員に怒りをぶつけてそのまま押し切って購入する客も珍しくない。だがこのような方法では手も足も出ないと思われる。

同店のサニタイザーの価格表示がSNSに投稿されると、世界中から称賛の声が集まった。

「なんて、天才なんだ!」
「素晴らしいわ! 私はサンフランシスコに住んでるけどここ数週間パニック買いが止まらないのよ。」
「素敵なアイデア! イギリスのスーパーでも同じ方法をとって欲しい。とにかく商品棚はいつも空なの。トイレットペーパー、缶詰、パスタなどへこの方法を適用して欲しい!」

同店のオーナーであるラスムス・ヴェドビーク・ツェル氏(Rasmus Vejbæk Zerr)は、現状起きているパニック買いについて次のように述べている。

「デンマーク国内では現在、供給が病院に集中しているため、高齢者のために販売したいと思っている80%濃度のハンドサニタイザーがどこのスーパーも売り切れ状態でした。パニック買いが始まった当初は一時期、パン用のイーストとトイレットペーパーまで品薄状態でしたが、現在は元に戻りつつあります。」

「当店は他の商品でも価格に工夫を凝らしていますが、ハンドサニタイザーほど極端な値段はつけていません。たとえば1つ購入の場合は値引きした価格にして、2つ目を購入する場合は通常価格にするといったところでしょうか。私は人々に理解してもらうために閃いたことを実行することに決めたまでです。人々は立ち止まって考える必要があります。『たぶん、1本でもなんとかなるだろう』とね。」

画像は『Rasmus Vejbæk Zerr 2020年3月14日付Facebook「Vores nye prisstrategi på håndsprit betyder, at vi næsten havde til hele dagen.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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