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writer : ac

【海外発!Breaking News】白血病の3歳女児のため、開店を早めたレストラン さらに粋な計らいも(米)

車内での出来事を親しい友人アリーシャさんに打ち明けた。その話を聞いたアリーシャさんは、のちに居ても立っても居られなくなってJ.ウィルソンズのオーナーのジョン・ウィルソンさんに連絡を取り、一家のためにレストランを少しだけ早くオープンできないか相談を持ちかけた。

ジョンさんは、その時のことを次のように振り返っている。

「アデレードちゃんが白血病と分かる前は、一家はうちのレストランの常連でした。休日のブランチによく家族そろって来ていたのですが、7月以降はぱったりと姿を見せなくなってしまったのです。だからアリーシャさんから相談を受けた時は、2つ返事で引き受けました。」

「家族を迎えた1月26日は、スタッフらといつもより念入りに店内を掃除し、アデレードちゃんが大好きなピンク色で店内の飾り付けをしました。そして通常より1時間15分早い8時45分にレストランをオープンしたのです。もちろんお客さんはアデレードちゃん、11歳と1歳の姉妹、そして両親だけでした。」

「あの日、アデレードちゃんの笑顔を見ていたら、ああ、早く店を開けた甲斐があった…としみじみ感じました。たとえ一瞬であっても、アデレードちゃんが病気を忘れて楽しんでくれたことが本当に嬉しかったのです。」

アデレードちゃんは大好きなベーコンとスクランブルエッグ、自家製パンを思う存分食べて大満足だったというが、一家にはジョンさんから更なるサプライズがあったようで、ヴァンラムさんはこう明かした。

「食事代はいらないからと言われて、本当に言葉を失いました。私たち家族一人一人にとって、5人揃ってのレストランでの楽しい時間がどんなに素晴らしいものだったか…。感謝してもしきれません。」

なお『Fox News』のインタビューで、医師らは「アデレードちゃんの治療がうまく進めば、来年の9月には“がんがない状態”になるでしょう」と述べている。

画像は『Vanlam Nguyen 2020年1月26日付Facebook「We as a family love to brunch at J.Wilson’s in Beaumont a lot on Sundays…but when Adelaide became ill in July, we could not eat out in public any more as a family.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

家族と一緒に食事を楽しんだアデレードちゃん(画像は『Vanlam Nguyen 2020年1月26日付Facebook「We as a family love to brunch at J.Wilson’s in Beaumont a lot on Sundays...but when Adelaide became ill in July, we could not eat out in public any more as a family.」』のスクリーンショット)

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