形成外科医からは毛が生える可能性について一切伝えられていなかったそうだ。顔の毛が生えてくるたびに抜いて処理し、そのうちに慣れてあまり気にならなくなったという。
しかし子供が生まれて母親としての自覚を持つようになると、自分の顔の毛のせいで子供がからかわれるのではないかとクリスタルさんは心配になった。そして今回、同番組に藁にもすがる思いで出演したようだ。番組のホストであるポール・ナシフ医師(Drs. Paul Nassif)は、クリスタルさんに「つまりはあなたの顔から陰毛が生えているということですね?」と訪ね、彼女は「はい、その通りなんです」と答えた。
クリスタルさんの手術が行われることとなったが、それは簡単にはいかなかったようだ。鼠径部からの皮膚を取り除いた箇所に彼女の顔の正常な皮膚を引き伸ばして補う組織伸展法で、治療を行うこととなった。そのため彼女は初めにシリコン製の風船状のバッグを顔の皮膚下に埋め込み、そこに少しずつ生理食塩水を入れ、皮膚を引き伸ばしていった。
1か月ほどかけて充分皮膚が伸びた頃に手術が行われた。手術後、頰には薄い傷が残った程度で、それはほとんど目立つことはなかった。最後にクリスタルさんは「ナシフ医師のおかげで鼠径部の移植した皮膚は完全になくなりました。今の私の顔は左右同じで滑らかで、剛毛から解放されました」と喜びを露わにしている。
画像は『The Sun 2020年1月7日付「HAIR RAISING Mum horrified when pubic hair grows on her FACE begs Botched doctors to help」(Credit: Botched/E!)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)