海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】一日1本のベビーパウダーを食べてしまう“異食症”の女性(英)<動画あり>

その後は常に水を飲むということを繰り返した。日中だけではなく就寝中にも食べたい衝動に駆られて、少なくとも一晩に4回ほど起きて食べてしまうのだという。外出時にはベビーパウダーの代わりにミントタブレットを持ち歩いているが、ベビーパウダーほど満足はできないそうだ。

リサさんが口にするベビーパウダーはどれでも良いというわけではなく、J&Jのものが香りが良く食をそそるとのことだ。彼女がこれまでにベビーパウダーに費やした金額は8千ポンド(約114万2千円)にものぼるという。過去にベビーパウダーを食べずにいた期間はたったの2日間だけだった。

リサさんにはかつて交際中の男性がいたが、彼には秘密にして食べていた。しかし5年前、頻繁に浴室に行くリサさんを不思議に思った男性は彼女の秘密を知ることとなり医師に診てもらうよう説得し、昨年にリサさんはかかりつけの医師のもとを訪れた。医師からは鉄欠乏症、または強迫性障害(OCD)による異食症と診断されたうえにカウンセラーの紹介を受け、今月から治療を開始することになった。

なお『Metro』によると、ベビーパウダーは主にシリコン、マグネシウム、滑石(タルク)でできており、経口した場合は健康に害があるという。

リサさんは自分の異食症を公表することによって、他にも同じような症状で悩む人達に対して「長い間、自分に何が起きているかわからないまま過ごしてきましたが、やっとこの症状について理解することができました。私はただ、他の人にも自分だけではない、一人ではないんだということを伝えたいのです」とメッセージを送っている。

画像は『New York Post 2020年1月7日付「Woman spends $10.5K on baby-powder addiction, eats a bottle a day」(SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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