エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】平手友梨奈、欅坂46脱退理由を語らぬなか『角を曲がる』『黒い羊』が注目される

楽曲に彼女の気持ちをシンクロさせるファンは多い。

平手友梨奈のソロ曲『角を曲がる』は、初主演映画『響 -HIBIKI-』(2018年9月公開)の主題歌でもある。映画では類い稀な文才と感性を持ち、自分の考えたことを率直に言動で表す冗談の通じない性格の主人公・鮎喰響役を熱演した。『角を曲がる』では「自分らしさ」と周囲の期待とのずれを感じて悩み一人で進もうと決意する姿を歌っており、平手自身の苦悩を思わせる。

平手の脱退を受けて、Twitter上では「平手ちゃんおつかれさま 脱退理由は語られなかったけど、角を曲がるの歌詞が答えなのかな」、「今思うとドームの角を曲がるの平手友梨奈ちゃんは最後にふさわしい顔をしていたな」、「角を曲がる、何度聴いても平手からの歌詞じゃなくて言葉に聞こえる」といった声が見受けられた。

また彼女が23日夜に『GIRLS LOCKS!』で流した欅坂46の8枚目シングル『黒い羊』(2019年2月)についても、Twitter上で「サイマジョから黒い羊までひと通り聞いたけど、平手友梨奈という少女の歌のようで泣けました。特に黒い羊。9thが出ない理由も脱退も、この曲が全てを物語ってる気がしました」、「黒い羊聞いてたらさ、てちの脱退の理由ってそうゆうことなのかなって、今まで平手坂とか言われてたから責任感じてるのかなあ」、「平手さんが抜けた後は、黒い羊的な世界観はどうなるんだろう? 誰かが引き継いだとしても、なんか真似事にみえてしまいそうだな…」などの反響があった。

『角を曲がる』(作詞・秋元康/作曲・ナスカ)や『黒い羊』(作詞・秋元康/作曲・ナスカ)をはじめ欅坂46の歌詞は秋元康によるもので、彼が総合プロデュースする欅坂46のセンターとして平手友梨奈は全力でパフォーマンスしてきた。

最年少14歳のメンバーがセンターを務めると話題になった1stシングル『サイレントマジョリティー』から「笑わないアイドル」「アイドルらしくない歌詞や振付がカッコいい」と注目を集めたが、そうした世界観を保ち続ける重圧もあっただろう。

遡れば2018年9月3日放送の日本テレビ系バラエティ番組『しゃべくり007』に映画『響 -HIBIKI-』のプロモーションを兼ねて平手友梨奈と北川景子が出演した際には、欅坂46でパフォーマンスする時とは違った笑顔も見られ、お笑い芸人とのかけ合いで和ませてくれた。

彼女は「欅坂46の平手友梨奈」と「18歳の自分らしい平手友梨奈」のギャップを抱えていたのではないだろうか。「いつか話したいと思った時」に自分の言葉で明かしてくれるのを待ちたい。

画像は『NYLON JAPAN 2019年8月28日付Instagram「《NYLON JAPAN 10月号本日発売!》 本日発売のNYLON JAPAN 10月号は、アイドルグループ #欅坂46 の不動のセンター #平手友梨奈」』『欅坂46 2020年1月21日付Twitter「本日1月21日(火)22:20頃~TOKYO-FM「SCHOOL OF LOCK!」【GIRLS LOCKS!】に平手友梨奈が登校します」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

平手友梨奈『GIRLS LOCKS!』でのオフショット(画像は『欅坂46 2020年1月21日付Twitter「本日1月21日(火)22:20頃~TOKYO-FM「SCHOOL OF LOCK!」【GIRLS LOCKS!】に平手友梨奈が登校します」』のスクリーンショット)

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