エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】阪神・淡路大震災から25年 『満月の夕』ソウル・フラワー・ユニオンの投稿が共感をよぶ

伊丹英子は「避難所で『皆辛いんだから泣いちゃだめ』と我慢していたのを、曲のせいにして泣くことができたというのを聞いて、歌って強いなと思った」という。彼らも出前ライブで『満月の夕』を歌って、そうした声をもらい力をもらったようだ。

その後2011年3月11日に東日本大震災、2016年4月14日・16日に熊本地震が起きた。2016年4月24日に「神戸から仙台と共にサッカーと歌で九州にエールを送ろう」との呼びかけからヒートウェイヴの山口洋がノエビアスタジアム神戸で『満月の夕』を熱唱したように、阪神淡路大震災だけでなく被災した多くの人々に届き続けることだろう。

同曲はこれまでにガガガSP、酒井俊、ET-KING、BRAHMANといった数々のアーティストがカバーしており、最近では城南海やあいみょんもライブやインスタライブでカバーした。

また、NØ NUKES JAZZ ORCHESTRAがアン・サリーのボーカルでカバーした『満月の夕』を2012年3月9日にYouTubeで公開したところ、視聴者から「被災して呆然とした人たちと、ただ焚き火を見つめる人たちの哀しみが、目の前に広がるようです」、「全国の被災地へ、届け」とコメントが寄せられた。

画像は『ソウル・フラワー・ユニオン 2020年1月17日付Twitter「1月17日。25年。」「『魂花時報』(阪神大震災緊急特別号/1995年2月発行)」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

特集記事になった、被災地で出前ライブをするソウル・フラワー・ユニオン(画像は『ソウル・フラワー・ユニオン 2020年1月17日付Twitter「『魂花時報』(阪神大震災緊急特別号/1995年2月発行)」』のスクリーンショット)

1 2