関係者は「娘を死なせてしまったことに対し全く罪悪感が見られず、まるで感情を持ち合わせていないかのようだった」と明かしていた。ただ判決前には「娘を愛していた。必要な物は全て揃えてあげたし、しっかり世話もしていた。殺すつもりなど全くなかったし、まさか娘が死んでしまうとは思いもしなかった」と涙ながらに訴えた。
裁判官のローマン・ブロンニコフ氏は「クリスティーナちゃんは寒い部屋で、ゆっくりと苦しみながら死んだのです。お腹が空きすぎて、粉の洗剤まで口にしていたことも分かっています。マリアはバーやナイトクラブを友人たちと渡り歩き、仕事を探していたようですが、自宅に戻ったのは娘の死の報告を受けたからであって母親でありながら1週間以上も放置していたのです。発見当時、クリスティーナちゃんの体重は3歳児平均の半分ほどの7.7キロしかありませんでした。マリアは決して精神疾患があったわけでもなく、自分が何をしているのかしっかりと理解していました。これは非常に残酷な殺人です」と述べ、マリアには今月17日に懲役13年の有罪判決が言い渡された。
イリアさんはこの日の娘の判決に頷くと、肩を落としてこう語った。
「マリアはアパートに鍵をかけ、クリスティーナが水を飲めないように水道まで止めてしまった。そのうえみんなに嘘をつき、1週間も家を空けて自分だけが楽しんでいたのです。娘にこんな酷いことができるとは、思いもしませんでした。もしクリスティーナが独りぼっちでいることを知っていたら、私が引き取ることもできたのに、残念でなりません。娘は自分の罪としっかり向き合う必要があるのです。」
このニュースには「10年もしたら出てくるんだろう。そしたらまた妊娠して子供を持つことも可能ってことだよね」「悲しいニュースだけど、同じ過ちが繰り返されているよね」「どうしてこんなことができるのか。刑が軽すぎる」「この子の命はもう取り戻せないんだ。母親は死刑にすべき」「悪魔だ」「誕生日なのに子供を置き去りにしてパーティ三昧だなんて、言葉もない」と厳しい声があがっている。
画像は『The Sun 2020年1月17日付「‘DYING SLOWLY’ Evil mum who left daughter, 3, at home to starve to death while eating washing powder as she partied jailed for murder Will Stewart」(Credit: East2west News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)