自然の多い国道や高速道路では鹿や熊など野生動物が出没するため注意を促す看板が設置されているが、このほどアメリカから「ナマズに注意」の看板が必要だと思われる話題が届いた。運転していた車のフロントガラスに大きなナマズが落ちて来たというのだ。『FOX 10 Phoenix』『New York Post』などが伝えている。
米ノースカロライナ州ボーフォート郡在住のレサ・ウォルストンさん(Rhesa Walston)は今月18日の午後、母親の家から車を運転して自宅に戻る途中、空に大きな鳥がナマズらしき物をくわえているのを目にした。するとその後、鳥はくわえている物をクチバシから落とした。
その瞬間、レサさんが運転していた車のフロントガラスにものすごい衝撃でナマズが落ちて来たのだ。助手席側のフロントガラスは前方が見えないほど大きくひび割れ、運転席にいたレサさんの膝の上にもガラスの破片がこぼれ落ちたという。
レサさんはすぐに車を安全な場所に停車させ、後部座席にいた娘の様子を確認したが、娘は「窓が割れているね」と言っただけですぐに持っていたタブレット端末に夢中になったそうだ。安心したレサさんだが、車の修理代を保険会社に請求する際に「ナマズが降って来た」という話は到底信じてくれないだろうと思った。
そのため車を降りてナマズを探そうと試みた。幸いなことに従姉妹のブランディ・バロウさん(Brandi Barrow)とスチュアートさん(Stuart)夫妻が車で通りかかり、レサさんの車に気づいて車を路肩に停め、